ベネズエラに生まれ、政治学と行政学を学んだ。作家への道は12歳のときに始まる。現在のダルリス・ステファニーはほとんどの時間、コンピューターの前に座り、ぶつぶつ言ったり、笑ったり、泣いたりしている。自分の作品に、何らかの形で音楽の世界を出現させることが好き。いつか訪れたいと思っているイギリスに恋している。小説を書くなかでバンドについて夢中で空想する。もちろん、現実のバンドも大好き。
昔、本当に好きな人とデートしてた時のことを覚えているだろうか? 一生分のデートはどこへ行ってしまったのか? どうしてこの頃は、Hするのがこんなに大変なのか? マッチング・アプリは役に立つのか、それとも、色恋の世界をいっそう複雑にしているだけなのか? 出会い系が失敗に終わるのは、キャリー・ブラッドショー(ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー」の登場人物)やレナ・ダナム(ドラマ「GIRLS」の監督・脚本・主演女優)が出てくるドラマに何らかの原因があるのは間違いない。
この世に同じ人間はふたりといない。似たような状況であってもまったく同じ行動をとる人はいないし、同じ個人でも常に同じように反応するわけではない。では、知能、創造力、衝動性のレベル、カンの良し悪し、特定の政治的傾向などは、遺伝子の特徴なのか? それともわれわれが育ってきた生活環境に起因するのか? また、脳はどのような役割を果たしているのか? 本書は、われわれの人となりが、親から受け継いだ遺伝子と受けた教育、すなわち、生物学的および文化的な遺産によって形成されると論じている。
女の子はおばあさんから、思い出を知るための本をもらいました。彼女は、おばあさんの面倒を見ることと、美しい服を織るための糸となる色をおばあさんに見せる役割を引き受けていました。いま、その服にはどんどん穴が開いていきます。というのも、思い出が失われていくからです。だからこそ、孫娘はおばあさんの介護者になったのです……。これは悲しい物語ではなく、希望に満ちた物語です。
クボ、ゴール、ピッパの3人は、エナジードリンクをがぶ飲みし、マリファナを吸いまくるアウトローのティーンエージャーたちだ。1年ちょっと前にこの世の男たちは全員謎の失踪を遂げた。今は女だけの世界で、平和と正義が保たれ、経済は順調に推移し、貧困は完全に根絶されている。ある朝、3人は休み時間に教室を抜け出し、そのまま授業をサボることにした。こっそり何本目かのマリファナを吸っていた時、ピッパは誤ってイスからころげ落ちてしまう。ところが彼女が倒れたところは地面ではなかった。
バサヤウンは森や山の手入れの仕方、自然が病気になったときに治す方法をよく知っている。今回は小さなウルがバサヤウンを手伝って、乾燥した山がまた木でおおわれるように、乾いた土の中の水を探すことになった。うまくいくかな? 神話と自然の力が結びついた物語。