1992年ブラガ(ポルトガル)生まれ。幼い頃、ピンク色の服を着たくてバレエを習い始めた著者だったが、運動神経が足りないとすぐに自覚し、アートの道に進むことにした。ポルト大学美術学部でデザインとコミュニケーションを学び、バルセロナのデザイン専門学校エリサバの中でも名門と言われるイラストレーション・漫画の修士課程に進んだ。漫画デビュー作となる『hacerse mayor es una mierda(歳を取るなんてまっぴら)』のアイデアは在学中に思いついたという。フィリパは好んで自分の存在に関するクライシスを表現し、他者の危機についても描く。