ヘニエ・エスピノサはバダロナで生まれ、育った。サンタ・コロマ、ブリストル、バルセロナで暮らした後、子供の頃を過ごした、海に面する故郷に帰ってきた。スペインのみならず、英・仏・米の新聞で活躍する国際的なイラストレーターであるエスピノサは、イラストの他にも絵画やタトゥーなど多彩な才能を有していることとで知られる。彼女は音楽ではザ・スミス、スコット・ウォーカー、ミス・ニーナ、トマサ・デル・レアル、フランキー・バリィを好んで聴く。『Hoops(ウープス)』はエスピノサのデビュー作だが、これからの作品にもみなの期待がかかっている作家である。