メアリー・アニングは幼少の頃から、父に連れられてイギリス南部のライム・リージスの荒磯で化石採集をしていた。大人になっても化石に対する情熱は続き、彼女はやがて研究者の道に進む。メアリーの業績は、当時の科学界でほぼ黙殺されたが、一方でその数々の発見は、草創期の古生物学の発展に大きく貢献する。過去のドラゴン(恐竜)たちの骨を掘り起こすのに彼女が取り除いた石の重さは何トンにも及んだ。
マテオには彼自身の好みがあり、その好みに合わせて遊ぶことを知っている。だが周りの人はマテオがやりたいことよりやるべきことしか頭にない。家族は子供が喜ぶはずだと思うおもちゃをたくさん買い与えるが、当のマテオはそんな家族の期待に押しつぶされそう。しかし、唯一の理解者であるおばあちゃんの助けもあり、マテオは大人がもつ子供の可能性に対する固定概念から逃れ、自由に遊ぶ。
本書は、放送大学の教育学学位プログラムの教科「メディアと学習リソース、教育分野におけるテクノロジー」の内容開発に、理論でも実用でも役立つことを目指している。また、本書は教育分野(教師、学生、教育検査官、指導教官、教育者など)に関係するすべての人にとって興味深く有益な本である。
数世紀も前から地球は巨大クラゲに侵略された氷河と化し、人々は生き延びるために奥深い山の中に隠れ住んでいた。そんな中、サイボーグ工学と光遺伝学の技術者である20歳の若者マケナが軌道リングからタコミック・コロニーへ向かった。そこで科学者として職に就き、彼が最も得意とする分野、つまり感情と、それを3次元で脳にはめこむ仕事をするためだ。また、市民とサイボーグからなるデルタ・アロー隊にも入隊。
黄色と赤紫色を混ぜたらどうなるか考えたことある? もっと赤紫を足したら、どうなるのかな? もし好奇心をくすぐられたら、アランとティグレタと一緒に旅に出よう。色の窓を次々にくぐって、数々の素晴らしい世界を訪ねよう。そして……おっと、これから先は秘密だよ。でもヒントをひとつだけ。ティグレタの様子に注目してね。
この物語は『ハーメルンの笛吹き男』のメタファー。ある小さな村でひとりの悪人が魔法を使って捕食動物を連れ去ってしまった。家の中や道、畑や野原など、どこもかしこもネズミや蚊などの動物がはびこり、村は大混乱に陥る。仲の良い子どもたちのグループがロレンソ教授と共にこの問題を解決しようと乗り出し、そこでヤモリや蜘蛛といった小動物の重要性を見出していく。
小さな子供はいつも大人の仕事に好奇心と興味を持っている。この本は創造性に富んで普遍的ないくつかの職業についての導入書であるとともに、作って楽しむこともできる1冊となっている。着せ替え人形の台紙がついていて、好きな衣装のシールを張って遊ぶことができる。豊富な種類の衣装と服飾雑貨の中から自由に色や模様を組み合わせ、素敵なオリジナル作品を作ろう。
ペトラは地元で一番明るく、勝ち気で楽しい女の子。お気に入りの遊びはかくれんぼうで、わっ!と驚かすのが大好き。でも、ある日からワニや虫、お化けなどが登場する悪夢を見始める。なんて恐ろしい悪夢! 「その夢の中で遊んでみたら?」と、おばあちゃんが言った。「なんですって? どうやって遊べっていうの?」びっくりしたペトラはおばあちゃんに訊ねた。精神の力で自ら判断し、勇敢に悪夢に立ち向かう術を子どもに授けるために最適な絵本。
先史時代を訪れたスウィフトとブライニー。ふたりが無事に戻るには、冒険で起きるすべての事柄を記憶する必要があり、そのために君の助けを求めている。君はスーパーメモリーのメダルを獲得できるかな? 記憶力を鍛えることは誰にとっても大きなメリットがある。今はいつでもアクセス可能なデータバンクがあるが、優れた記憶力は知的活動を行う際により多くの情報を提供できるので、論理的思考力などの向上に貢献すると考えられる。
幼児の認知機能発達に適した新シリーズ。モンとピンは私たちを取り巻く世界を知るには最強のふたり組。モンはジャングルで生まれたサルで、ちょっとシャイだけどとても身軽で責任感が強い。ピンは北極から来たペンギンで、いたずらっ子で怖いもの知らず。そしてお魚が大好物。モンとピンと一緒に色を覚えようか?何も見逃さないように注意してね。とっても素敵な世界が開けていくよ!