Nova Casa Editorial
ノバ‧カF‧エディトリアル
出版社
CIF
47101117S
所在地
Carrer de la Festa Major d'Iquique, 55. 08930. Sant Adrià de Besòs, Barcelona (España)
バルKロナで創業した若く革新的な会社。スペイン語圏ではYA文学とロマンス小説で知られている。当社はまた、ノンフィクション、歴史書、サスペンスと短編集も出版している。
本書はアブリル・リッツォとネイト・コリンズというふたりの子どもの物語。ふたりは米国、メキシコ、ベネズエラ、コロンビア、ペルー、イタリアなど様々な国を旅して世界を知ろうとするが、いちばん重要な旅は友情や愛への旅だった。その旅でふたりは涙にくれることになるが、やがて不運を乗り越える。それは幸せになるために欠かせない要素、すなわち夢の再確認と追求、自立、強さ、希望、感謝、許し、そして仲直りのおかげだった。
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児童書・YA
本当の色
True Colors
シメナ‧レンソ
Ximena Renzo
Nova Casa Editorial
1620年冬のマドリード。町の公証役場の有名な書記官セバスティアン・カストロとマルガリータ・カルバハル夫妻の幸せは揺らいでいた。血の中傷の有力な容疑者として捕らえられたのだ。血の中傷とは血を集めるためにカトリック教徒の子どもたちを生贄にした咎でユダヤ人を告訴することで、管轄は異端審問所だった。火刑の脅威が迫る中、13歳の息子アロンソは両親を助ける方法を必死になって探し始めるが、その決意は快適な生活に別れを告げ、人生の苦渋を味わうことを意味していた。それでも逆境の闇に3つの灯りがともる。それは友情、希望と夢だった。
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文学
血の中傷
Libelo de Sangre
サンドラ‧アサ
Sandra Aza
Nova Casa Editorial
予報では、これがこの季節の最後の雨。ロマンチックな聖バレンタインデーなのに、フロイド・マクフライはついてなかった。公園の中でずぶ濡れで立ち、傷だらけの心を抱えた彼女は、いかにも「この恋はうまくいかない」と言われたばかりの姿。だが、茶色のコートを着た知らない男性に傘を差しだされ、彼女は楽天的な女の子に戻った。あれは誰? 候補者はふたり。そのひとりはジョゼフ・マーティン、スーパーヒーロー願望が強く、バットマンに仮装し、よくしゃべり、トラブルに巻き込まれがちな少年。もうひとりは、同居することになるフェリックス・フレデリック。雨と太陽。チョコレートとミント。多色と単色。ポジティブとネガティブ。それがフロイドとフェリックスで、正反対のふたりはかつて離れがたい仲だった。しかし、その無邪気な友情は思い出でしかない。フェリックスが抱える秘密。やがてフロイドは、それを知ることになる。
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児童書・YA
雨の中の5ス
Un beso bajo la lluvia
ビオレタ‧ボイド
Violeta Boyd
Nova Casa Editorial
ベネズエラに生まれ、政治学と行政学を学んだ。作家への道は12歳のときに始まる。現在のダルリス・ステファニーはほとんどの時間、コンピューターの前に座り、ぶつぶつ言ったり、笑ったり、泣いたりしている。自分の作品に、何らかの形で音楽の世界を出現させることが好き。いつか訪れたいと思っているイギリスに恋している。小説を書くなかでバンドについて夢中で空想する。もちろん、現実のバンドも大好き。夜は、(眠ろうとしている間に)本の分析をしたり、書きたい物語の筋を組み立てたり(これが眠れない原因)して起きている。矛盾のかたまりだと言われそうだが、そしたら彼女は言うだろう。「信じないで。そんなのは噓だから。でも、もしかしたら、本当のことかもね」
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児童書・YA
ハリーのH
H de Harry
ダルリス‧ステファニー
Darlis Stefany
Nova Casa Editorial
地球。人口:1人。なにがなんだかわからなかった。2019年9月1日、それは起きた。初めはみんな元気だったが、間もなく窒息死しはじめた。とてつもない沈黙が、少しずつ世界を覆っていった。この謎めいた惨事を、わたしは父さんのおかげで生き延びた。目覚めたとき、わたしは身の毛もよだつ光景のただなかにいた。おびただしい数の死体が横たわっていた。みんな死んでいた。しばらくして、実際には7人の生き残りがいるとわかり、わたしは彼らに合流した。なにが起きたのか、人類消滅の理由はなにかを調べる人もいた。だけどそういう人たちはすぐ、奇妙な死に方をした。残った者たちは生き残りをかけて闘ったが、それでも、数カ月後に亡くなった。今、この世界に住んでいるのはわたしだけ。地球上でたったひとりの人間になってしまった……。少なくとも、そう思い込んでいた。
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