本書はアブリル・リッツォとネイト・コリンズというふたりの子どもの物語。ふたりは米国、メキシコ、ベネズエラ、コロンビア、ペルー、イタリアなど様々な国を旅して世界を知ろうとするが、いちばん重要な旅は友情や愛への旅だった。その旅でふたりは涙にくれることになるが、やがて不運を乗り越える。それは幸せになるために欠かせない要素、すなわち夢の再確認と追求、自立、強さ、希望、感謝、許し、そして仲直りのおかげだった。