本書は、バー及びカフェ店舗で、シンプルなメニューをどのように作り、新鮮で美味しそうにディスプレイするかを解説。よく使われる基本的な食材の定義と分類、冷凍・保存食品や缶詰などパック食材の適切な再生法、業務用設備や器具、道具の正しい使い方、メニューの工夫、客をあっと驚かせる魅力的かつ斬新で創造的な新しい料理を作ることの大切さについて、詳細に述べている。
EU諸国で起きた深刻な食糧危機の原因となった牛海綿状脳症。公衆衛生、経済、政治の各方面にあまりにも大きな影響を与えた病気である。
本書はプリオンによる病気の特徴を病因学、病原論、遺伝、診断、疫学と関連づけて掘り下げると同時に、近年進歩した治療法、予防、バイオセキュリティの状況についても発生要因と関連づけて述べており、興味深い1冊に仕上がっている。
ピラティス・メソッドは、体への負荷がない動きで、姿勢の矯正、代謝の促進、けがをすることなく筋肉の弾力性や柔軟性の向上を促すために考えられたエクササイズである。ピラティスで鍛える筋肉群は、普段の生活や職場で使われるのと同じ筋肉である。
ベロニカは10歳の時、一度も見たことのない女の子の写真を見つける。それ以来、彼女の家の中の悲しさ、言い争い、沈黙には、誰も触れたくない何かが隠されているような感覚を抱えて生きてきた。年月が過ぎ、思春期のベロニカにふりかかる母親の病気。そして盗まれた過去がベロニカをあの写真の女の子にどんどん近づけていく。
本書は、次の3つの新たな研究成果をもたらしてくれる。1)歴史的側面においては、福音書をキリスト教共同体の展開の内部から、ユダヤ戦争(西暦66~70年)の文脈の中に位置づける。2)神学的側面においては、マルコが復活の(生き返った)キリストと歴史上の人物としてのイエスを同一人物としたことが、教会のアイデンティティと意識の発展に寄与したことを浮き彫りにする。3)文学的側面においては、原文の語りの特徴を重視する。
本書はアニメシリーズ「ポコヨ」と「ジェリー・ジャム」の制作者のひとりであるダビッド・カントーリャの評伝。その成功と失敗と、新たなる国際的成功を一人称で語る。成功と転落のその波乱万丈の人生がフアン・ディアス=ファエスの巧みな語りと絵で味つけされている。感動やドラマに胡椒をきかせたエピソードが楽しく、かつビジネスの世界のしくみがわかる貴重な資料という意味で教育的な一冊。
本書はアニメシリーズ「ポコヨ」と「ジェリー・ジャム」の制作者のひとりであるダビッド・カントーリャの評伝。その成功と失敗と、新たなる国際的成功を一人称で語る。成功と転落のその波乱万丈の人生がフアン・ディアス=ファエスの巧みな語りと絵で味つけされている。感動やドラマに胡椒をきかせたエピソードが楽しく、かつビジネスの世界のしくみがわかる貴重な資料という意味で教育的な一冊。
ダミアンは35年前から映画館の映写室で働いている。自らの手で映した映画を通して世の中を見ることに慣れ、その登場人物のように考えたり話したりする。ところがある日、映画館が閉鎖されることになり、彼の知る世界はがらりと変わる。彼も妻も失職し、しだいに自分たちが他人の目には見えない存在になっていくことに気づく。社会的にというだけでなく、物理的に消えていくのだ。しかし、混乱や新たな状況への戸惑いは、自分たちと同じ状況にある人びとと知り合うことでやわらいでいき、その人びとの中に助けを見いだしていく。
フェデの一番の望みは海賊になることだが、海賊への道は遠い。海賊になるためには、その前にやっておかねばならないと思われるいくつかのことがある。たとえば、ひとりでおふろに入ること、ベッドの中でこわがらないこと、オウムを手にいれること、そして何より重要なのは片脚をなくして、義足をつけること。しかし、クラスに転校生がやってきてから、勇敢な海賊になるには、脚をなくさなくてもよいことがわかってくる。
「にわのいきものたち」シリーズの最新刊。今回は、テントウムシのアントニエタと仲間たちは、1年に一度の庭のお祭りの準備中。楽しい夜にむけて準備は万事オーケー。楽団の生演奏つきのダンスまであります! ところが、いよいよというときになって、楽団の歌手が病気に。お祭りはどうなるのでしょう?