過去の紹介書籍アーカイブ
地理や歴史、人類学からなる9人の専門家を執筆者に迎えた本書は、人類の歴史的冒険を幸せの探求という観点から分析し、たとえ命をかけても前進し新しい地平を発見したいという人間の意思を明らかに見せてくれる。前例のない視点から、環境や都市計画、エネルギー、心理学、経済、通信など多様なテーマを通じて社会を知る旅である。140点の地図や180点の図表・統計と共に、ひとつのテーマを「幸福の尺度」や「過去の時代の振り返り」、「今日の世界で幸せであること」という3つの視点で分析して、見開き2頁で80のテーマを紹介する。
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社会科学
幸せを探求する国ビジュアル図鑑
Atlas de los países en busca de la felicidad
ジョアン‧トルト
Joan Tort
Larousse Editorial
本書を読めば誰しも19世紀初頭のウィーンの街を有意義に旅行できるだろう。当時のウィーンはヨーロッパの中心であり、ベートーヴェンの生涯の後半30年間はこの地で展開した。この旅では、まずこの街の数々の文化的側面を広範に照らし、それとベートーヴェンという作曲家が個人として芸術家として経験した出来事を結び付け、彼の振舞いの真相や彼の五線譜の意味の深さ、さらには音楽史における新時代の幕開けの前提となった高い独創性を一枚の絵に仕立てて見せてくれる。ベートーヴェンの膨大な楽曲のうち、最も重要な曲を選りすぐって紹介し、各章で当時の状況に関連付けて検討および分析をしている。
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社会科学
ベートーヴェン:ウィーンの描写
Beethoven: un retrato vienés
アルトウール‧レベルテル
Arturo Reverter
Editorial Tirant lo Blanch
朝鮮半島のエキサイティングな文化を掘り下げてみよう。その歴史は、両班、飢饉、戦争、独立の試み、また絶え間のない諸外国からの攻撃。さらに根本的に異なる2つの体制を作り上げた歴史的転換。先史時代から現在の分断や朝鮮戦争までを扱っている。現在の朝鮮半島に刻まれた政治的分断のせいで、30年前までスペインでは朝鮮半島について知っている人はほとんどいなかった。しかし、90年代が始まると、韓国の文化はK-popや韓国ドラマのおかげで注目されていく。だが、その一方で統合や分断、占領や独立に翻弄された朝鮮半島の国々の豊かな歴史はほとんど、いや全く知られていない。本書で私たちは、様々な発展過程を経てきた朝鮮半島の歴史を明らかにしていこう。
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社会科学
朝鮮小史
Breve historia de Corea
ルーベン‧アルマルサ‧ゴンサレス
Rubén Almarza González
Editorial Nowtilus
プレ・コロンビア美術として本書が扱うのは、メソアメリカの謎のオルメカ文明、古典期の都市テオティワカン、モンテ・アルバン遺跡のサポテカ文明、マヤ文明と都市遺跡、アンデス山脈のナスカの地上絵とティワナク遺跡、トゥーラ遺跡のトルテカ文明、チチェン・イッツア遺跡のマヤ・プウク様式から、テノチティトラン遺跡のアステカ文明、クスコとマチュピチュのインカ帝国までである。本書を読めば、コロンブスのアメリカ発見以前にアメリカ大陸の人々が培っていた文化の発展がわかり、アメリカ大陸の北から南まで、アラスカやメキシコ、ペルー、ブラジル、パタゴニアで保存されてきた先史時代の絵画を見ることができる。先古典期では、謎に満ちたオルメカ文化とその代表的な人頭像や石の祭壇、人物像、謎の神々のレリーフについて深く掘り下げている。
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社会科学
プレ‧コロンビア美術小史
Breve historia del arte precolombino
カルロス‧ハビエル‧タラニーリャ
Carlos Javier Taranilla
Editorial Nowtilus
私たちの社会では、人口の高齢化や大人と高齢者の生活の質の改善の追求は疑う余地のない現実だ。このシリーズでは、社会教育行動やグローバル、専門的な視点から、大人と高齢者が福祉を受けて自立した生活を送るために重要なテーマが扱われている。読者対象は、社会教育や心理学、作業療法、社会福祉分野の学生と教師。それに加え、老後に直面する課題に不安や関心のあるすべての人々である。
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社会科学
大人と高齢者の生活の質 社会的状況における教育的介入
Calidad de vida en personas adultas y mayores. Intervención educativa en contextos sociales
アンtル‧デ‧フアナス‧オリーバ
Ángel de Juanas Oliva
UNED - Universidad Nacional de Educación a Distancia
時として考えられているのとは逆に、キリスト教信仰と科学の関係には長い歴史があり、両者には親密な関係が存在する。キリスト教が成立した頃、キリスト教信仰とローマ帝国で広く普及していたギリシャ哲学及び科学が初めて出会い、中世では、当時の科学とキリスト教神学が結びついた。また、近代科学の黎明期には新たな状況が生み出されたが、そこでは、新たな科学を通じて神の認識に至る自然神学の発展とともに英国国教会の聖職者らが大きな役割を果たした。まさに近代科学が生まれたのは西洋のキリスト教を取り巻く状況の中からだといえよう。
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社会科学
歴史における科学とキリスト教信仰
Ciencia y fe cristiana en la historia
アグスティン‧ウディアス‧バリィナ
Agustín Udías
Grupo de comunicación Loyola, S.L.U.
本書はシェアリングエコノミーについての研究書である。シェアリングエコノミーとは2010年代中ごろから見られるようになった個人間でシェアするサービス環境のことである。こうした動きを初期の段階から後押ししたのは、ベンチャーキャピタルの多額投資によって推し進められた民泊サービスAirbnb(エアビーアンドビー)のような大規模プラットフォームの成功だった。普及するなかで、もともと共同体を基盤に構想されていたシェアリングというパラダイムに、利益追求型ではない協働型サービスという概念が組み込まれ、今では「シェアリングエコノミー」という名で、曖昧だが多面的なカテゴリーとして定着してきている。
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社会科学
シェアリングエコノミーの評価:社会学的なパースペクティブからのモデル分析と代替プラン
Crítica de la economía colaborativa : análisis del modelo y sus alternativas desde una perspectiva sociológica
ハビエル‧デ‧リベーラ‧オウトムラ
Javier de Rivera Outomuro
Editorial CSIC
グレーゾーンとは、脅威や戦略、ハイブリッド戦の一種であり、穏健的な修正主義のアクター(通常は国家)が戦争と同じような目的(だが実際の武力攻撃には至らない)を追求する際に引き起こされる事態のこと。アクターは行動を曖昧にすること(または代理戦争)で自らの身を守りながら、民間の動員や経済的制裁といった戦略的ナラティブ(物語)を流布し、そうした動員(機密情報や特別作戦)を増進または強化するために軍隊の力を借り、その結果、現状維持したい相手がアクター(正規軍)に抵抗することを断念させるのが目的である。
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社会科学
ハイブリッド戦争からグレーFーンまで。 21世紀の紛争の変容。
De las guerras híbridas a la zona gris. La metamorfosis de los conflictos en el siglo XXI.
ジョセップ‧バケス‧ケサーダ
Josep Baqués Quesada
UNED - Universidad Nacional de Educación a Distancia
本書はスペインと日本の研究者や企業、行政機構の協力で完成した。日本の法律や経済、行政をよく知ることによって、両国の企業間の関係が強化され、社会と経済界の交流も促進される。本書の内容は4章で構成されている。第1章では、2019年にEUと日本の間で調印された3つの重要な協定を分析する。すなわち、経済連携協定(EPA)と戦略的提携協定(SPA)、スペインと日本の間で取り交わされ2021年5月に発効した二重課税協定である。第2章では、スペインと日本の経済・商業貿易関係について分析する。分析対象は、ウベ・コーポレーション・ヨーロッパ。同社のプラスチック資源循環方法を紹介する。第3章では、日本の行政機構を紹介する。注目したのは地方間の競合システムであり、分析対象はふるさと納税制度である。最終章では、世界的なパンデミックの衝撃により医療や経済、社会が危機的な状況に陥った。スペインと日本がどのように直面し対応したかを分析する。
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社会科学
日本における法、事業、行政:日本の新型コロナウイルス感染症対応を! って
Derecho, Empresa y Administración Pública en Japón Con referencia al tratamiento de la pandemia de la COVID-19 en Japón
ラモン‧ビラロチ=モヤ
Ramón Vilarroig Moya
Editorial Tirant lo Blanch
ご存じだろうか。女児は6歳にして男児よりも頭が悪いと感じ、大学では男子学生は女子学生の能力を過小評価していることを。これらのすべては社会通念にとらわれた結果に他ならない。遊びや文化的環境が女の子、男の子それぞれの行動、表現、かかわり方に「〇〇すべし」という影響を与えている。子どもは性別に縛られることなく自由に感じ、表現し、行動したほうが良いのではないか。公の場で男女平等を擁護できる良心と決意を持った子どもたち、従来の考え方を超越した思考能力を持ち、テレビや映画、本、SNSなどで頻繁に見受けられる様式に影響されない子どもたちが必要とされる。公正かつ平等主義社会を形成していくうえで、子供たちは力強く、公平で、連帯感を持ち、幸福であるべきだ。その達成にはフェミニズムの環境の中で教育する必要性があると訴えた本。
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社会科学
フェミニズムの環境で育てる
Educar en el feminismo
Plataforma Editorial
脳は無数の複雑なタスクをこなし、信じがたいほどの働きをするすばらしい器官だ。だが、われわれを幸福にするようには設計されていない。進化というものは、われわれを生存させるためのものであり、幸福に導くようには仕組まれてないのだ。幸い、人間の脳は主な特徴のひとつとして可塑性を有しており、今日、われわれは生物として何百万年もの進化を経た結果、脳の構造を新たな現実に適応させ、神経学的なメカニズムを利用して自分なりの幸福を構築するのに必要な知識を獲得した。著者は最新の神経科学に基づき、習慣、信条、自己認識に関するワークに取り組むことで、脳の基本的なプログラミングを再編成するよう提案する。本書はすなわち、ストレス、悲観的思考、型通りの行動を、冒険、自分への評価、純粋な感動に変えたいと願う人にとっての指南書である。
詳しく見る

社会科学
NEW
楽観的な脳
El cerebro optimista
ミケル‧アロンソ
Mikel Alonso
Ediciones Urano, SAU
“最高の専門家らによる古代エジプトの旅” アニのパピルスを所蔵している大英博物館の協力によって、今までにない豪華な本書が生まれた。原文翻訳を担当したのはイギリスの探検家ウォリス・バッジ卿。それに加えてエジプトの名高い考古学者ザヒ・ハワス(Zahi Hawass)が序文を、スペインの有名な文筆家でエジプト考古学者ナチョ・アレス(Nacho Ares)が研究紹介を担当した。後世のあらゆる文明に影響を与えているエジプトの神話を巡るエキサイティングな旅は、300点以上のオールカラーの図版で構成される。盲人の祈りとは何か? 死者が審判を受ける際の心臓の計測は何から始まったのか? アニとその妻トゥートはどんな脅威に直面したのか? 詳細な説明や美しい画像、他の資料と比較することで、古代エジプト愛好家たちが今まで知りたくても知ることができなかった疑問に大いに答えている。
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社会科学
死者の書:アニのパピルス
El libro de los muertos: El Papiro de Ani
ナチョ‧アレス
Nacho Ares
Ediciones de Arte y Bibliofilia
地理や歴史、人類学からなる9人の専門家を執筆者に迎えた本書は、人類の歴史的冒険を幸せの探求という観点から分析し、たとえ命をかけても前進し新しい地平を発見したいという人間の意思を明らかに見せてくれる。前例のない視点から、環境や都市計画、エネルギー、心理学、経済、通信など多様なテーマを通じて社会を知る旅である。140点の地図や180点の図表・統計と共に、ひとつのテーマを「幸福の尺度」や「過去の時代の振り返り」、「今日の世界で幸せであること」という3つの視点で分析して、見開き2頁で80のテーマを紹介する。
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社会科学
幸せを探求する国ビジュアル図鑑
Atlas de los países en busca de la felicidad
ジョアン‧トルト
Joan Tort
Larousse Editorial
本書を読めば誰しも19世紀初頭のウィーンの街を有意義に旅行できるだろう。当時のウィーンはヨーロッパの中心であり、ベートーヴェンの生涯の後半30年間はこの地で展開した。この旅では、まずこの街の数々の文化的側面を広範に照らし、それとベートーヴェンという作曲家が個人として芸術家として経験した出来事を結び付け、彼の振舞いの真相や彼の五線譜の意味の深さ、さらには音楽史における新時代の幕開けの前提となった高い独創性を一枚の絵に仕立てて見せてくれる。ベートーヴェンの膨大な楽曲のうち、最も重要な曲を選りすぐって紹介し、各章で当時の状況に関連付けて検討および分析をしている。
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ベートーヴェン:ウィーンの描写
Beethoven: un retrato vienés
アルトウール‧レベルテル
Arturo Reverter
Editorial Tirant lo Blanch
朝鮮半島のエキサイティングな文化を掘り下げてみよう。その歴史は、両班、飢饉、戦争、独立の試み、また絶え間のない諸外国からの攻撃。さらに根本的に異なる2つの体制を作り上げた歴史的転換。先史時代から現在の分断や朝鮮戦争までを扱っている。現在の朝鮮半島に刻まれた政治的分断のせいで、30年前までスペインでは朝鮮半島について知っている人はほとんどいなかった。しかし、90年代が始まると、韓国の文化はK-popや韓国ドラマのおかげで注目されていく。だが、その一方で統合や分断、占領や独立に翻弄された朝鮮半島の国々の豊かな歴史はほとんど、いや全く知られていない。本書で私たちは、様々な発展過程を経てきた朝鮮半島の歴史を明らかにしていこう。
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社会科学
朝鮮小史
Breve historia de Corea
ルーベン‧アルマルサ‧ゴンサレス
Rubén Almarza González
Editorial Nowtilus
プレ・コロンビア美術として本書が扱うのは、メソアメリカの謎のオルメカ文明、古典期の都市テオティワカン、モンテ・アルバン遺跡のサポテカ文明、マヤ文明と都市遺跡、アンデス山脈のナスカの地上絵とティワナク遺跡、トゥーラ遺跡のトルテカ文明、チチェン・イッツア遺跡のマヤ・プウク様式から、テノチティトラン遺跡のアステカ文明、クスコとマチュピチュのインカ帝国までである。本書を読めば、コロンブスのアメリカ発見以前にアメリカ大陸の人々が培っていた文化の発展がわかり、アメリカ大陸の北から南まで、アラスカやメキシコ、ペルー、ブラジル、パタゴニアで保存されてきた先史時代の絵画を見ることができる。先古典期では、謎に満ちたオルメカ文化とその代表的な人頭像や石の祭壇、人物像、謎の神々のレリーフについて深く掘り下げている。
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プレ‧コロンビア美術小史
Breve historia del arte precolombino
カルロス‧ハビエル‧タラニーリャ
Carlos Javier Taranilla
Editorial Nowtilus
私たちの社会では、人口の高齢化や大人と高齢者の生活の質の改善の追求は疑う余地のない現実だ。このシリーズでは、社会教育行動やグローバル、専門的な視点から、大人と高齢者が福祉を受けて自立した生活を送るために重要なテーマが扱われている。読者対象は、社会教育や心理学、作業療法、社会福祉分野の学生と教師。それに加え、老後に直面する課題に不安や関心のあるすべての人々である。
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社会科学
大人と高齢者の生活の質 社会的状況における教育的介入
Calidad de vida en personas adultas y mayores. Intervención educativa en contextos sociales
アンtル‧デ‧フアナス‧オリーバ
Ángel de Juanas Oliva
UNED - Universidad Nacional de Educación a Distancia
時として考えられているのとは逆に、キリスト教信仰と科学の関係には長い歴史があり、両者には親密な関係が存在する。キリスト教が成立した頃、キリスト教信仰とローマ帝国で広く普及していたギリシャ哲学及び科学が初めて出会い、中世では、当時の科学とキリスト教神学が結びついた。また、近代科学の黎明期には新たな状況が生み出されたが、そこでは、新たな科学を通じて神の認識に至る自然神学の発展とともに英国国教会の聖職者らが大きな役割を果たした。まさに近代科学が生まれたのは西洋のキリスト教を取り巻く状況の中からだといえよう。
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歴史における科学とキリスト教信仰
Ciencia y fe cristiana en la historia
アグスティン‧ウディアス‧バリィナ
Agustín Udías
Grupo de comunicación Loyola, S.L.U.
本書はシェアリングエコノミーについての研究書である。シェアリングエコノミーとは2010年代中ごろから見られるようになった個人間でシェアするサービス環境のことである。こうした動きを初期の段階から後押ししたのは、ベンチャーキャピタルの多額投資によって推し進められた民泊サービスAirbnb(エアビーアンドビー)のような大規模プラットフォームの成功だった。普及するなかで、もともと共同体を基盤に構想されていたシェアリングというパラダイムに、利益追求型ではない協働型サービスという概念が組み込まれ、今では「シェアリングエコノミー」という名で、曖昧だが多面的なカテゴリーとして定着してきている。
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シェアリングエコノミーの評価:社会学的なパースペクティブからのモデル分析と代替プラン
Crítica de la economía colaborativa : análisis del modelo y sus alternativas desde una perspectiva sociológica
ハビエル‧デ‧リベーラ‧オウトムラ
Javier de Rivera Outomuro
Editorial CSIC
グレーゾーンとは、脅威や戦略、ハイブリッド戦の一種であり、穏健的な修正主義のアクター(通常は国家)が戦争と同じような目的(だが実際の武力攻撃には至らない)を追求する際に引き起こされる事態のこと。アクターは行動を曖昧にすること(または代理戦争)で自らの身を守りながら、民間の動員や経済的制裁といった戦略的ナラティブ(物語)を流布し、そうした動員(機密情報や特別作戦)を増進または強化するために軍隊の力を借り、その結果、現状維持したい相手がアクター(正規軍)に抵抗することを断念させるのが目的である。
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ハイブリッド戦争からグレーFーンまで。 21世紀の紛争の変容。
De las guerras híbridas a la zona gris. La metamorfosis de los conflictos en el siglo XXI.
ジョセップ‧バケス‧ケサーダ
Josep Baqués Quesada
UNED - Universidad Nacional de Educación a Distancia
本書はスペインと日本の研究者や企業、行政機構の協力で完成した。日本の法律や経済、行政をよく知ることによって、両国の企業間の関係が強化され、社会と経済界の交流も促進される。本書の内容は4章で構成されている。第1章では、2019年にEUと日本の間で調印された3つの重要な協定を分析する。すなわち、経済連携協定(EPA)と戦略的提携協定(SPA)、スペインと日本の間で取り交わされ2021年5月に発効した二重課税協定である。第2章では、スペインと日本の経済・商業貿易関係について分析する。分析対象は、ウベ・コーポレーション・ヨーロッパ。同社のプラスチック資源循環方法を紹介する。第3章では、日本の行政機構を紹介する。注目したのは地方間の競合システムであり、分析対象はふるさと納税制度である。最終章では、世界的なパンデミックの衝撃により医療や経済、社会が危機的な状況に陥った。スペインと日本がどのように直面し対応したかを分析する。
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日本における法、事業、行政:日本の新型コロナウイルス感染症対応を! って
Derecho, Empresa y Administración Pública en Japón Con referencia al tratamiento de la pandemia de la COVID-19 en Japón
ラモン‧ビラロチ=モヤ
Ramón Vilarroig Moya
Editorial Tirant lo Blanch
ご存じだろうか。女児は6歳にして男児よりも頭が悪いと感じ、大学では男子学生は女子学生の能力を過小評価していることを。これらのすべては社会通念にとらわれた結果に他ならない。遊びや文化的環境が女の子、男の子それぞれの行動、表現、かかわり方に「〇〇すべし」という影響を与えている。子どもは性別に縛られることなく自由に感じ、表現し、行動したほうが良いのではないか。公の場で男女平等を擁護できる良心と決意を持った子どもたち、従来の考え方を超越した思考能力を持ち、テレビや映画、本、SNSなどで頻繁に見受けられる様式に影響されない子どもたちが必要とされる。公正かつ平等主義社会を形成していくうえで、子供たちは力強く、公平で、連帯感を持ち、幸福であるべきだ。その達成にはフェミニズムの環境の中で教育する必要性があると訴えた本。
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フェミニズムの環境で育てる
Educar en el feminismo
Plataforma Editorial
脳は無数の複雑なタスクをこなし、信じがたいほどの働きをするすばらしい器官だ。だが、われわれを幸福にするようには設計されていない。進化というものは、われわれを生存させるためのものであり、幸福に導くようには仕組まれてないのだ。幸い、人間の脳は主な特徴のひとつとして可塑性を有しており、今日、われわれは生物として何百万年もの進化を経た結果、脳の構造を新たな現実に適応させ、神経学的なメカニズムを利用して自分なりの幸福を構築するのに必要な知識を獲得した。著者は最新の神経科学に基づき、習慣、信条、自己認識に関するワークに取り組むことで、脳の基本的なプログラミングを再編成するよう提案する。本書はすなわち、ストレス、悲観的思考、型通りの行動を、冒険、自分への評価、純粋な感動に変えたいと願う人にとっての指南書である。
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楽観的な脳
El cerebro optimista
ミケル‧アロンソ
Mikel Alonso
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“最高の専門家らによる古代エジプトの旅” アニのパピルスを所蔵している大英博物館の協力によって、今までにない豪華な本書が生まれた。原文翻訳を担当したのはイギリスの探検家ウォリス・バッジ卿。それに加えてエジプトの名高い考古学者ザヒ・ハワス(Zahi Hawass)が序文を、スペインの有名な文筆家でエジプト考古学者ナチョ・アレス(Nacho Ares)が研究紹介を担当した。後世のあらゆる文明に影響を与えているエジプトの神話を巡るエキサイティングな旅は、300点以上のオールカラーの図版で構成される。盲人の祈りとは何か? 死者が審判を受ける際の心臓の計測は何から始まったのか? アニとその妻トゥートはどんな脅威に直面したのか? 詳細な説明や美しい画像、他の資料と比較することで、古代エジプト愛好家たちが今まで知りたくても知ることができなかった疑問に大いに答えている。
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死者の書:アニのパピルス
El libro de los muertos: El Papiro de Ani
ナチョ‧アレス
Nacho Ares
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地理や歴史、人類学からなる9人の専門家を執筆者に迎えた本書は、人類の歴史的冒険を幸せの探求という観点から分析し、たとえ命をかけても前進し新しい地平を発見したいという人間の意思を明らかに見せてくれる。前例のない視点から、環境や都市計画、エネルギー、心理学、経済、通信など多様なテーマを通じて社会を知る旅である。140点の地図や180点の図表・統計と共に、ひとつのテーマを「幸福の尺度」や「過去の時代の振り返り」、「今日の世界で幸せであること」という3つの視点で分析して、見開き2頁で80のテーマを紹介する。
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幸せを探求する国ビジュアル図鑑
Atlas de los países en busca de la felicidad
ジョアン‧トルト
Joan Tort
Larousse Editorial
本書を読めば誰しも19世紀初頭のウィーンの街を有意義に旅行できるだろう。当時のウィーンはヨーロッパの中心であり、ベートーヴェンの生涯の後半30年間はこの地で展開した。この旅では、まずこの街の数々の文化的側面を広範に照らし、それとベートーヴェンという作曲家が個人として芸術家として経験した出来事を結び付け、彼の振舞いの真相や彼の五線譜の意味の深さ、さらには音楽史における新時代の幕開けの前提となった高い独創性を一枚の絵に仕立てて見せてくれる。ベートーヴェンの膨大な楽曲のうち、最も重要な曲を選りすぐって紹介し、各章で当時の状況に関連付けて検討および分析をしている。
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ベートーヴェン:ウィーンの描写
Beethoven: un retrato vienés
アルトウール‧レベルテル
Arturo Reverter
Editorial Tirant lo Blanch
朝鮮半島のエキサイティングな文化を掘り下げてみよう。その歴史は、両班、飢饉、戦争、独立の試み、また絶え間のない諸外国からの攻撃。さらに根本的に異なる2つの体制を作り上げた歴史的転換。先史時代から現在の分断や朝鮮戦争までを扱っている。現在の朝鮮半島に刻まれた政治的分断のせいで、30年前までスペインでは朝鮮半島について知っている人はほとんどいなかった。しかし、90年代が始まると、韓国の文化はK-popや韓国ドラマのおかげで注目されていく。だが、その一方で統合や分断、占領や独立に翻弄された朝鮮半島の国々の豊かな歴史はほとんど、いや全く知られていない。本書で私たちは、様々な発展過程を経てきた朝鮮半島の歴史を明らかにしていこう。
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朝鮮小史
Breve historia de Corea
ルーベン‧アルマルサ‧ゴンサレス
Rubén Almarza González
Editorial Nowtilus
プレ・コロンビア美術として本書が扱うのは、メソアメリカの謎のオルメカ文明、古典期の都市テオティワカン、モンテ・アルバン遺跡のサポテカ文明、マヤ文明と都市遺跡、アンデス山脈のナスカの地上絵とティワナク遺跡、トゥーラ遺跡のトルテカ文明、チチェン・イッツア遺跡のマヤ・プウク様式から、テノチティトラン遺跡のアステカ文明、クスコとマチュピチュのインカ帝国までである。本書を読めば、コロンブスのアメリカ発見以前にアメリカ大陸の人々が培っていた文化の発展がわかり、アメリカ大陸の北から南まで、アラスカやメキシコ、ペルー、ブラジル、パタゴニアで保存されてきた先史時代の絵画を見ることができる。先古典期では、謎に満ちたオルメカ文化とその代表的な人頭像や石の祭壇、人物像、謎の神々のレリーフについて深く掘り下げている。
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プレ‧コロンビア美術小史
Breve historia del arte precolombino
カルロス‧ハビエル‧タラニーリャ
Carlos Javier Taranilla
Editorial Nowtilus
私たちの社会では、人口の高齢化や大人と高齢者の生活の質の改善の追求は疑う余地のない現実だ。このシリーズでは、社会教育行動やグローバル、専門的な視点から、大人と高齢者が福祉を受けて自立した生活を送るために重要なテーマが扱われている。読者対象は、社会教育や心理学、作業療法、社会福祉分野の学生と教師。それに加え、老後に直面する課題に不安や関心のあるすべての人々である。
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大人と高齢者の生活の質 社会的状況における教育的介入
Calidad de vida en personas adultas y mayores. Intervención educativa en contextos sociales
アンtル‧デ‧フアナス‧オリーバ
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時として考えられているのとは逆に、キリスト教信仰と科学の関係には長い歴史があり、両者には親密な関係が存在する。キリスト教が成立した頃、キリスト教信仰とローマ帝国で広く普及していたギリシャ哲学及び科学が初めて出会い、中世では、当時の科学とキリスト教神学が結びついた。また、近代科学の黎明期には新たな状況が生み出されたが、そこでは、新たな科学を通じて神の認識に至る自然神学の発展とともに英国国教会の聖職者らが大きな役割を果たした。まさに近代科学が生まれたのは西洋のキリスト教を取り巻く状況の中からだといえよう。
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歴史における科学とキリスト教信仰
Ciencia y fe cristiana en la historia
アグスティン‧ウディアス‧バリィナ
Agustín Udías
Grupo de comunicación Loyola, S.L.U.
本書はシェアリングエコノミーについての研究書である。シェアリングエコノミーとは2010年代中ごろから見られるようになった個人間でシェアするサービス環境のことである。こうした動きを初期の段階から後押ししたのは、ベンチャーキャピタルの多額投資によって推し進められた民泊サービスAirbnb(エアビーアンドビー)のような大規模プラットフォームの成功だった。普及するなかで、もともと共同体を基盤に構想されていたシェアリングというパラダイムに、利益追求型ではない協働型サービスという概念が組み込まれ、今では「シェアリングエコノミー」という名で、曖昧だが多面的なカテゴリーとして定着してきている。
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社会科学
シェアリングエコノミーの評価:社会学的なパースペクティブからのモデル分析と代替プラン
Crítica de la economía colaborativa : análisis del modelo y sus alternativas desde una perspectiva sociológica
ハビエル‧デ‧リベーラ‧オウトムラ
Javier de Rivera Outomuro
Editorial CSIC
グレーゾーンとは、脅威や戦略、ハイブリッド戦の一種であり、穏健的な修正主義のアクター(通常は国家)が戦争と同じような目的(だが実際の武力攻撃には至らない)を追求する際に引き起こされる事態のこと。アクターは行動を曖昧にすること(または代理戦争)で自らの身を守りながら、民間の動員や経済的制裁といった戦略的ナラティブ(物語)を流布し、そうした動員(機密情報や特別作戦)を増進または強化するために軍隊の力を借り、その結果、現状維持したい相手がアクター(正規軍)に抵抗することを断念させるのが目的である。
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ハイブリッド戦争からグレーFーンまで。 21世紀の紛争の変容。
De las guerras híbridas a la zona gris. La metamorfosis de los conflictos en el siglo XXI.
ジョセップ‧バケス‧ケサーダ
Josep Baqués Quesada
UNED - Universidad Nacional de Educación a Distancia
本書はスペインと日本の研究者や企業、行政機構の協力で完成した。日本の法律や経済、行政をよく知ることによって、両国の企業間の関係が強化され、社会と経済界の交流も促進される。本書の内容は4章で構成されている。第1章では、2019年にEUと日本の間で調印された3つの重要な協定を分析する。すなわち、経済連携協定(EPA)と戦略的提携協定(SPA)、スペインと日本の間で取り交わされ2021年5月に発効した二重課税協定である。第2章では、スペインと日本の経済・商業貿易関係について分析する。分析対象は、ウベ・コーポレーション・ヨーロッパ。同社のプラスチック資源循環方法を紹介する。第3章では、日本の行政機構を紹介する。注目したのは地方間の競合システムであり、分析対象はふるさと納税制度である。最終章では、世界的なパンデミックの衝撃により医療や経済、社会が危機的な状況に陥った。スペインと日本がどのように直面し対応したかを分析する。
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日本における法、事業、行政:日本の新型コロナウイルス感染症対応を! って
Derecho, Empresa y Administración Pública en Japón Con referencia al tratamiento de la pandemia de la COVID-19 en Japón
ラモン‧ビラロチ=モヤ
Ramón Vilarroig Moya
Editorial Tirant lo Blanch
ご存じだろうか。女児は6歳にして男児よりも頭が悪いと感じ、大学では男子学生は女子学生の能力を過小評価していることを。これらのすべては社会通念にとらわれた結果に他ならない。遊びや文化的環境が女の子、男の子それぞれの行動、表現、かかわり方に「〇〇すべし」という影響を与えている。子どもは性別に縛られることなく自由に感じ、表現し、行動したほうが良いのではないか。公の場で男女平等を擁護できる良心と決意を持った子どもたち、従来の考え方を超越した思考能力を持ち、テレビや映画、本、SNSなどで頻繁に見受けられる様式に影響されない子どもたちが必要とされる。公正かつ平等主義社会を形成していくうえで、子供たちは力強く、公平で、連帯感を持ち、幸福であるべきだ。その達成にはフェミニズムの環境の中で教育する必要性があると訴えた本。
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フェミニズムの環境で育てる
Educar en el feminismo
Plataforma Editorial
脳は無数の複雑なタスクをこなし、信じがたいほどの働きをするすばらしい器官だ。だが、われわれを幸福にするようには設計されていない。進化というものは、われわれを生存させるためのものであり、幸福に導くようには仕組まれてないのだ。幸い、人間の脳は主な特徴のひとつとして可塑性を有しており、今日、われわれは生物として何百万年もの進化を経た結果、脳の構造を新たな現実に適応させ、神経学的なメカニズムを利用して自分なりの幸福を構築するのに必要な知識を獲得した。著者は最新の神経科学に基づき、習慣、信条、自己認識に関するワークに取り組むことで、脳の基本的なプログラミングを再編成するよう提案する。本書はすなわち、ストレス、悲観的思考、型通りの行動を、冒険、自分への評価、純粋な感動に変えたいと願う人にとっての指南書である。
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社会科学
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楽観的な脳
El cerebro optimista
ミケル‧アロンソ
Mikel Alonso
Ediciones Urano, SAU
“最高の専門家らによる古代エジプトの旅” アニのパピルスを所蔵している大英博物館の協力によって、今までにない豪華な本書が生まれた。原文翻訳を担当したのはイギリスの探検家ウォリス・バッジ卿。それに加えてエジプトの名高い考古学者ザヒ・ハワス(Zahi Hawass)が序文を、スペインの有名な文筆家でエジプト考古学者ナチョ・アレス(Nacho Ares)が研究紹介を担当した。後世のあらゆる文明に影響を与えているエジプトの神話を巡るエキサイティングな旅は、300点以上のオールカラーの図版で構成される。盲人の祈りとは何か? 死者が審判を受ける際の心臓の計測は何から始まったのか? アニとその妻トゥートはどんな脅威に直面したのか? 詳細な説明や美しい画像、他の資料と比較することで、古代エジプト愛好家たちが今まで知りたくても知ることができなかった疑問に大いに答えている。
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