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『7つの命』はある猫の物語。「猫には7つの命がある」ということわざのとおり、この猫も7つの命を持つが、ほかの猫と違っている。なぜって、7つの命を生きるあいだに、それぞれ語るべき物語を持つ7人の飼い主に出会うからだ。そして肝心なのは、その出会いから何かを教えてくれる。目撃した出来事や状況の本質を理解できない動物だからこそのくもりのない目で、人間のよいところ、悪いところを浮き彫りにする。たった一度の人生では必ずしも充分とはいえないことを教えてくれるのだ。オールカラーのグラフィックノベル。
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児童書・YA
7つの命
7 vidas
アンヘラ‧クエリャル
Ángela Cuéllar
Dibbuks
ことわざや物語を集めた絵本。本書を通して子どもたちは、生きるために役に立つ80の価値と美徳に気づくことができる。目標を達成するための(強さ、根気など)、自分の心に正直になるための(高潔さ、誠実さなど)、成功するための(賢明さなど)、自分が手にしているものをもっと楽しむための(控えめさ、簡素さなど)、社会で生きるための(辛抱強さ、寛大さなど)、失敗を恐れないための(知識、創造性など)、いい友だちを持つための(人間性、気前のよさなど)、もっと幸せになるための(楽天主義、慈悲など)、他人から受け入れられ、優しくされるための(感謝など)など。
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児童書・YA
知っておきたい80の価値と美徳
80 valores y virtudes que te gustará conocer
ビオレタ‧モンレアル‧ディアス
Violeta Monreal Díaz
San Pablo Comunicación SSP
アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。
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児童書・YA
カメの歩みで(のろのろと)
A paso de tortuga
ボニファス‧オフォゴ
Boniface Ofogo
Kalandraka Editora
ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。
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児童書・YA
ときどきママが言うんだ
A veces mamá dice...
アナ‧サリアス
Ana Sarrias
Grupo Editorial Bruño
しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。
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児童書・YA
ときどき自分が小さく思える
A voltes em sent menuda
バネサ‧マルティネス
Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.
ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。
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児童書・YA
ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの
A voltes la mare té trons al cap
ベアトリス‧タボアダ
Beatriz Taboada
Edicions Bromera S.L.U.
動物を主人公とするこのにぎやかな絵本を見れば、子どもはアルファベットの文字と同時に、Aの「喜び」(alegría)からZの「内気」(timidez)まで、恐怖心や恥ずかしさなども含む自分のすべての気持ちを発見するだろう。また、さまざまな気持ちを認識するだけでなく、それぞれに名前をつけ、理解し、ポジティブにつきあうことを学んでいける。
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児童書・YA
気持ちのABC
Abecemociones
スザンナ‧イセルン
Susanna Isern
Grupo Editorial Bruño
arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》
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児童書・YA
仕事のABC
Abeceoficios
ピラール‧ロサノ‧カルバヨ
Pilar Lozano Carbayo
Grupo Editorial Bruño
エイハブ船長は、執念の対象であった白鯨を探しに出発する。鯨を求めて7つの海を渡るが、なんの手がかりも得られない。冒険の途中で彼を待ち受けるのは、氷山やクラゲの大群、沈没船、食人種の洞窟……、だが敵の痕跡はない。疲れ果てた船長は、家に帰ってのんびり暮らそうと決意するが、鯨が見つかるのはきっと、そんなときなのだ。どの絵にも必ず鯨がいるのが読者にはわかるが、執念に取りつかれたエイハブ船長の目には入らない。ハーマン・メルヴィルの名作に捧げたオマージュである本書は、人生の意味探しについての巧妙なメタファーでもある。
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児童書・YA
エイハブと白鯨
Ahab y la ballena blanca
マヌエル‧マルソル
Manuel Marsol
Editorial Luis Vives (Edelvives)
ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」
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児童書・YA
上では何もかもちがうよ
Allí arriba todo es diferente
ペップ‧モリスト
Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions
10歳から12歳の読者の関心にぴったりあった、友情・変化・個人の成長の物語。登場人物とともに読者が発見しながら、一緒になぞを解き明かしていける、解決すべき悩みや困難な状況があるが、それを解決しながら登場人物たちが成長し成熟していく、迷いや恋愛など、思春期らしい感情がストーリーにあふれ、からみあう、数、空間、幾何学にかかわる、年齢相応の謎が筋の中で展開していくなど、ヤングアダルト小説の魅力となる要素が詰まっている。
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児童書・YA
アルマヘスト 5番目の石
Almagesto. La Quinta Piedra
ロラ‧ヌニェス
Lola Nuñez
Ediciones Diquesi
13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。
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児童書・YA
アマンダ‧ブラック-危険な相続
Amanda Black - Una herencia peligrosa
フアン‧ゴメス‧フラド
Juan Gómez Jurado
『7つの命』はある猫の物語。「猫には7つの命がある」ということわざのとおり、この猫も7つの命を持つが、ほかの猫と違っている。なぜって、7つの命を生きるあいだに、それぞれ語るべき物語を持つ7人の飼い主に出会うからだ。そして肝心なのは、その出会いから何かを教えてくれる。目撃した出来事や状況の本質を理解できない動物だからこそのくもりのない目で、人間のよいところ、悪いところを浮き彫りにする。たった一度の人生では必ずしも充分とはいえないことを教えてくれるのだ。オールカラーのグラフィックノベル。
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児童書・YA
7つの命
7 vidas
アンヘラ‧クエリャル
Ángela Cuéllar
Dibbuks
ことわざや物語を集めた絵本。本書を通して子どもたちは、生きるために役に立つ80の価値と美徳に気づくことができる。目標を達成するための(強さ、根気など)、自分の心に正直になるための(高潔さ、誠実さなど)、成功するための(賢明さなど)、自分が手にしているものをもっと楽しむための(控えめさ、簡素さなど)、社会で生きるための(辛抱強さ、寛大さなど)、失敗を恐れないための(知識、創造性など)、いい友だちを持つための(人間性、気前のよさなど)、もっと幸せになるための(楽天主義、慈悲など)、他人から受け入れられ、優しくされるための(感謝など)など。
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児童書・YA
知っておきたい80の価値と美徳
80 valores y virtudes que te gustará conocer
ビオレタ‧モンレアル‧ディアス
Violeta Monreal Díaz
San Pablo Comunicación SSP
アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。
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児童書・YA
カメの歩みで(のろのろと)
A paso de tortuga
ボニファス‧オフォゴ
Boniface Ofogo
Kalandraka Editora
ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。
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児童書・YA
ときどきママが言うんだ
A veces mamá dice...
アナ‧サリアス
Ana Sarrias
Grupo Editorial Bruño
しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。
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ときどき自分が小さく思える
A voltes em sent menuda
バネサ‧マルティネス
Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.
ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。
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児童書・YA
ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの
A voltes la mare té trons al cap
ベアトリス‧タボアダ
Beatriz Taboada
Edicions Bromera S.L.U.
動物を主人公とするこのにぎやかな絵本を見れば、子どもはアルファベットの文字と同時に、Aの「喜び」(alegría)からZの「内気」(timidez)まで、恐怖心や恥ずかしさなども含む自分のすべての気持ちを発見するだろう。また、さまざまな気持ちを認識するだけでなく、それぞれに名前をつけ、理解し、ポジティブにつきあうことを学んでいける。
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児童書・YA
気持ちのABC
Abecemociones
スザンナ‧イセルン
Susanna Isern
Grupo Editorial Bruño
arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》
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児童書・YA
仕事のABC
Abeceoficios
ピラール‧ロサノ‧カルバヨ
Pilar Lozano Carbayo
Grupo Editorial Bruño
エイハブ船長は、執念の対象であった白鯨を探しに出発する。鯨を求めて7つの海を渡るが、なんの手がかりも得られない。冒険の途中で彼を待ち受けるのは、氷山やクラゲの大群、沈没船、食人種の洞窟……、だが敵の痕跡はない。疲れ果てた船長は、家に帰ってのんびり暮らそうと決意するが、鯨が見つかるのはきっと、そんなときなのだ。どの絵にも必ず鯨がいるのが読者にはわかるが、執念に取りつかれたエイハブ船長の目には入らない。ハーマン・メルヴィルの名作に捧げたオマージュである本書は、人生の意味探しについての巧妙なメタファーでもある。
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エイハブと白鯨
Ahab y la ballena blanca
マヌエル‧マルソル
Manuel Marsol
Editorial Luis Vives (Edelvives)
ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」
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児童書・YA
上では何もかもちがうよ
Allí arriba todo es diferente
ペップ‧モリスト
Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions
10歳から12歳の読者の関心にぴったりあった、友情・変化・個人の成長の物語。登場人物とともに読者が発見しながら、一緒になぞを解き明かしていける、解決すべき悩みや困難な状況があるが、それを解決しながら登場人物たちが成長し成熟していく、迷いや恋愛など、思春期らしい感情がストーリーにあふれ、からみあう、数、空間、幾何学にかかわる、年齢相応の謎が筋の中で展開していくなど、ヤングアダルト小説の魅力となる要素が詰まっている。
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アルマヘスト 5番目の石
Almagesto. La Quinta Piedra
ロラ‧ヌニェス
Lola Nuñez
Ediciones Diquesi
13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。
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アマンダ‧ブラック-危険な相続
Amanda Black - Una herencia peligrosa
フアン‧ゴメス‧フラド
Juan Gómez Jurado
『7つの命』はある猫の物語。「猫には7つの命がある」ということわざのとおり、この猫も7つの命を持つが、ほかの猫と違っている。なぜって、7つの命を生きるあいだに、それぞれ語るべき物語を持つ7人の飼い主に出会うからだ。そして肝心なのは、その出会いから何かを教えてくれる。目撃した出来事や状況の本質を理解できない動物だからこそのくもりのない目で、人間のよいところ、悪いところを浮き彫りにする。たった一度の人生では必ずしも充分とはいえないことを教えてくれるのだ。オールカラーのグラフィックノベル。
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児童書・YA
7つの命
7 vidas
アンヘラ‧クエリャル
Ángela Cuéllar
Dibbuks
ことわざや物語を集めた絵本。本書を通して子どもたちは、生きるために役に立つ80の価値と美徳に気づくことができる。目標を達成するための(強さ、根気など)、自分の心に正直になるための(高潔さ、誠実さなど)、成功するための(賢明さなど)、自分が手にしているものをもっと楽しむための(控えめさ、簡素さなど)、社会で生きるための(辛抱強さ、寛大さなど)、失敗を恐れないための(知識、創造性など)、いい友だちを持つための(人間性、気前のよさなど)、もっと幸せになるための(楽天主義、慈悲など)、他人から受け入れられ、優しくされるための(感謝など)など。
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児童書・YA
知っておきたい80の価値と美徳
80 valores y virtudes que te gustará conocer
ビオレタ‧モンレアル‧ディアス
Violeta Monreal Díaz
San Pablo Comunicación SSP
アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。
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カメの歩みで(のろのろと)
A paso de tortuga
ボニファス‧オフォゴ
Boniface Ofogo
Kalandraka Editora
ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。
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児童書・YA
ときどきママが言うんだ
A veces mamá dice...
アナ‧サリアス
Ana Sarrias
Grupo Editorial Bruño
しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。
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ときどき自分が小さく思える
A voltes em sent menuda
バネサ‧マルティネス
Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.
ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。
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ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの
A voltes la mare té trons al cap
ベアトリス‧タボアダ
Beatriz Taboada
Edicions Bromera S.L.U.
動物を主人公とするこのにぎやかな絵本を見れば、子どもはアルファベットの文字と同時に、Aの「喜び」(alegría)からZの「内気」(timidez)まで、恐怖心や恥ずかしさなども含む自分のすべての気持ちを発見するだろう。また、さまざまな気持ちを認識するだけでなく、それぞれに名前をつけ、理解し、ポジティブにつきあうことを学んでいける。
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気持ちのABC
Abecemociones
スザンナ‧イセルン
Susanna Isern
Grupo Editorial Bruño
arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》
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仕事のABC
Abeceoficios
ピラール‧ロサノ‧カルバヨ
Pilar Lozano Carbayo
Grupo Editorial Bruño
エイハブ船長は、執念の対象であった白鯨を探しに出発する。鯨を求めて7つの海を渡るが、なんの手がかりも得られない。冒険の途中で彼を待ち受けるのは、氷山やクラゲの大群、沈没船、食人種の洞窟……、だが敵の痕跡はない。疲れ果てた船長は、家に帰ってのんびり暮らそうと決意するが、鯨が見つかるのはきっと、そんなときなのだ。どの絵にも必ず鯨がいるのが読者にはわかるが、執念に取りつかれたエイハブ船長の目には入らない。ハーマン・メルヴィルの名作に捧げたオマージュである本書は、人生の意味探しについての巧妙なメタファーでもある。
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エイハブと白鯨
Ahab y la ballena blanca
マヌエル‧マルソル
Manuel Marsol
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ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」
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上では何もかもちがうよ
Allí arriba todo es diferente
ペップ‧モリスト
Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions
10歳から12歳の読者の関心にぴったりあった、友情・変化・個人の成長の物語。登場人物とともに読者が発見しながら、一緒になぞを解き明かしていける、解決すべき悩みや困難な状況があるが、それを解決しながら登場人物たちが成長し成熟していく、迷いや恋愛など、思春期らしい感情がストーリーにあふれ、からみあう、数、空間、幾何学にかかわる、年齢相応の謎が筋の中で展開していくなど、ヤングアダルト小説の魅力となる要素が詰まっている。
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アルマヘスト 5番目の石
Almagesto. La Quinta Piedra
ロラ‧ヌニェス
Lola Nuñez
Ediciones Diquesi
13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。
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