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Children and Youth

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Children and Youth

過去の紹介書籍アーカイブ

アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。

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児童書・YA

カメの歩みで(のろのろと)

A paso de tortuga

ボニファス‧オフォゴ

Boniface Ofogo
Kalandraka Editora

ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。

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児童書・YA

ときどきママが言うんだ

A veces mamá dice...

Grupo Editorial Bruño

しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。

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児童書・YA

ときどき自分が小さく思える

A voltes em sent menuda

バネサ‧マルティネス

Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。

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児童書・YA

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの

A voltes la mare té trons al cap

Edicions Bromera S.L.U.

arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》

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児童書・YA

仕事のABC

Abeceoficios

Grupo Editorial Bruño

ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」

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児童書・YA

上では何もかもちがうよ

Allí arriba todo es diferente

ペップ‧モリスト

Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions

13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。

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児童書・YA

アマンダ‧ブラック-危険な相続

Amanda Black - Una herencia peligrosa

フアン‧ゴメス‧フラド

Juan Gómez Jurado

休みに⼊り、キャンプに⾏くときがやってきた。でも、彼はまったく乗り気がしない。知られたくない秘密があるのだ。それは夜ごと、シーツの間に現れる⻩⾊くて丸いやつ。この忌まわしい秘密とはなんなのか?彼はこの秘密から解放されて、キャンプを楽しむことができるのだろうか? 「不安と⽴ち向かい、乗り超えようと語りかける、そんな絵本」

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児童書・YA

黄色くて丸いやつ

Amarillo y redondo

Editorial Flamboyant

Written by a specialist in child psychology, this book is aimed at boys and girls aged from 4 to 8 years old. Ani is an eco-friend with a mission: to make sure humans care for and respect animals and plants. Do you think he will succeed? Do you want to help him? Surely together you can make it happen! Humans are animals with the capacity to laugh, cry, imagine, feel and develop nostalgia. But at the end of the day we are still animals with instincts, fears and territorial, tribal behaviours. It therefore makes sense that we should respect all other animals. This story encourages children to care for animals and nature. Using clear, simple and fun language, it contains elements that help us understand the difficult situation the main characters (the eco-friends and Captain Urra) are going through.

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児童書・YA

動物

Animales

Editorial Sentir

もし、物語の魔女がいい人だったら? アンナ・カダブラと魔法の満月クラブがやってきた! アンナはかんかんに怒っている。住んでいる街や学校、我が家を離れなければならなかったからだ。両親と一緒に越してきたのは森のまん中にある古びた村、ムーンビルだ。古いだけでなく、その村は伝説と秘密に満ちていた。たとえば、どこに行こうとアンナのあとをついてくるこの謎めいた猫はいったい何者? 魔女の飼い猫かしら? ちょっと待って……もし、その魔女がアンナだとしたら?!

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児童書・YA

アンナ‧カダブラ 満月クラブ

Anna Kadabra. El club de la luna llena

Editorial Planeta

ヒーローでいることは退屈過ぎた。ぼくの名前はイェライ・アヤラ。ぼくには秘密がある。君が手にしているこの本にはぼくや、ぼく以外の世の中になじめない者たちの話、そしてぼくたちみんなを結びつけるヒントが書かれている。ぼくたちには特別な力があるんだ。わかるよ、作り話なんだって思うだろうね。そう思うのがふつうだ。急に姿を消して、好きなところに再び現れることができるってわかったときは、ぼくだってこんなのあり得ないって思ったよ。そして自分は特別なんだってわかると、どうせなら利用してやれってことで、あんまり正しくないことにも力を使うようになった。でも、そんな話がしたいんじゃなくて、大事なのは、ぼくのような人間を捕まえるための組織に実際に捕まったとき、ぼくはそんなに珍しい存在じゃないとわかったってこと。その組織がCIRSEだ。組織の目的は、この力を悪い方向に使う人間を再教育すること。僕たちをヒーローにすることだ。でも、アンチヒーローになれるのに、ヒーローになりたいやつなんているのかな?

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児童書・YA

アンチヒーロー

Antihéroes

イリア‧G‧パレンテ

Iria G. Parente
Nocturna Ediciones, S.L.

'Arracades d'avellaner' (Hazelnuts), is a novel based in reality with a touch of the fantastical. It's main protagonists are a seven year old girl, Lisa, and her pet, a tame fox called Ketti who is two years old. The fox narrates the story and as in fairy tales, appears very anthropomorphised. Lisa lives in a sort of paradise, an idyllic bubble - surrounded by her family, nature, friends and toys - which in one fell swoop is turned upside down. The tenderness and tranquillity that have up until that point dominated Lisa's life are turned into uncertainty and fear. These feelings affect her whole family and her especially, to the point that she becomes sick. Ketti and Grandpa Pere are key figures in getting Lisa through all this. The story transitions naturally between reality and fantasy in a way that will enchant the reader.

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児童書・YA

ヘーゼルナッツのイヤリング

Arracades d'avellaner

Barcanova Editorial

アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。

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児童書・YA

カメの歩みで(のろのろと)

A paso de tortuga

ボニファス‧オフォゴ

Boniface Ofogo
Kalandraka Editora

ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。

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児童書・YA

ときどきママが言うんだ

A veces mamá dice...

Grupo Editorial Bruño

しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。

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児童書・YA

ときどき自分が小さく思える

A voltes em sent menuda

バネサ‧マルティネス

Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。

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児童書・YA

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの

A voltes la mare té trons al cap

Edicions Bromera S.L.U.

arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》

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児童書・YA

仕事のABC

Abeceoficios

Grupo Editorial Bruño

ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」

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児童書・YA

上では何もかもちがうよ

Allí arriba todo es diferente

ペップ‧モリスト

Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions

13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。

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児童書・YA

アマンダ‧ブラック-危険な相続

Amanda Black - Una herencia peligrosa

フアン‧ゴメス‧フラド

Juan Gómez Jurado

休みに⼊り、キャンプに⾏くときがやってきた。でも、彼はまったく乗り気がしない。知られたくない秘密があるのだ。それは夜ごと、シーツの間に現れる⻩⾊くて丸いやつ。この忌まわしい秘密とはなんなのか?彼はこの秘密から解放されて、キャンプを楽しむことができるのだろうか? 「不安と⽴ち向かい、乗り超えようと語りかける、そんな絵本」

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児童書・YA

黄色くて丸いやつ

Amarillo y redondo

Editorial Flamboyant

Written by a specialist in child psychology, this book is aimed at boys and girls aged from 4 to 8 years old. Ani is an eco-friend with a mission: to make sure humans care for and respect animals and plants. Do you think he will succeed? Do you want to help him? Surely together you can make it happen! Humans are animals with the capacity to laugh, cry, imagine, feel and develop nostalgia. But at the end of the day we are still animals with instincts, fears and territorial, tribal behaviours. It therefore makes sense that we should respect all other animals. This story encourages children to care for animals and nature. Using clear, simple and fun language, it contains elements that help us understand the difficult situation the main characters (the eco-friends and Captain Urra) are going through.

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児童書・YA

動物

Animales

Editorial Sentir

もし、物語の魔女がいい人だったら? アンナ・カダブラと魔法の満月クラブがやってきた! アンナはかんかんに怒っている。住んでいる街や学校、我が家を離れなければならなかったからだ。両親と一緒に越してきたのは森のまん中にある古びた村、ムーンビルだ。古いだけでなく、その村は伝説と秘密に満ちていた。たとえば、どこに行こうとアンナのあとをついてくるこの謎めいた猫はいったい何者? 魔女の飼い猫かしら? ちょっと待って……もし、その魔女がアンナだとしたら?!

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アンナ‧カダブラ 満月クラブ

Anna Kadabra. El club de la luna llena

Editorial Planeta

ヒーローでいることは退屈過ぎた。ぼくの名前はイェライ・アヤラ。ぼくには秘密がある。君が手にしているこの本にはぼくや、ぼく以外の世の中になじめない者たちの話、そしてぼくたちみんなを結びつけるヒントが書かれている。ぼくたちには特別な力があるんだ。わかるよ、作り話なんだって思うだろうね。そう思うのがふつうだ。急に姿を消して、好きなところに再び現れることができるってわかったときは、ぼくだってこんなのあり得ないって思ったよ。そして自分は特別なんだってわかると、どうせなら利用してやれってことで、あんまり正しくないことにも力を使うようになった。でも、そんな話がしたいんじゃなくて、大事なのは、ぼくのような人間を捕まえるための組織に実際に捕まったとき、ぼくはそんなに珍しい存在じゃないとわかったってこと。その組織がCIRSEだ。組織の目的は、この力を悪い方向に使う人間を再教育すること。僕たちをヒーローにすることだ。でも、アンチヒーローになれるのに、ヒーローになりたいやつなんているのかな?

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児童書・YA

アンチヒーロー

Antihéroes

イリア‧G‧パレンテ

Iria G. Parente
Nocturna Ediciones, S.L.

'Arracades d'avellaner' (Hazelnuts), is a novel based in reality with a touch of the fantastical. It's main protagonists are a seven year old girl, Lisa, and her pet, a tame fox called Ketti who is two years old. The fox narrates the story and as in fairy tales, appears very anthropomorphised. Lisa lives in a sort of paradise, an idyllic bubble - surrounded by her family, nature, friends and toys - which in one fell swoop is turned upside down. The tenderness and tranquillity that have up until that point dominated Lisa's life are turned into uncertainty and fear. These feelings affect her whole family and her especially, to the point that she becomes sick. Ketti and Grandpa Pere are key figures in getting Lisa through all this. The story transitions naturally between reality and fantasy in a way that will enchant the reader.

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児童書・YA

ヘーゼルナッツのイヤリング

Arracades d'avellaner

Barcanova Editorial

アフリカに伝わる寓話。主人公である、世界で最も長生きで賢く、辛抱強い生き物が、いかにしてあらゆる動物を救ったかを描く。敏捷で抜け目ないウサギも、大きく威圧的なゾウも、サイも、チンパンジーも……、だれも伝えられなかった生き延びる方法を、ボアは知っていた。西洋の文化で危険や残酷さ、死を連想させる生き物だ。アフリカの伝承をもとにしたこの物語は、偏見を打ち崩すだけではなく、生物種間の均衡と調和を壊しながら、地球に住むほかの生き物たちに対して我々人類がはるか昔から握ってきた覇権に焦点を当てている。対話体をベースにした軽快なリズムの文体、プロットの巧みさ、行動の反復が、元になった口承伝説を想起させる物語。

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児童書・YA

カメの歩みで(のろのろと)

A paso de tortuga

ボニファス‧オフォゴ

Boniface Ofogo
Kalandraka Editora

ときどきママの言うことは、子どもには理解できないことだ。たとえば、ママにとっては、部屋が散らかっているのや、水の中にあまり長くもぐっていることや、それにはだしで歩くことだってよくないことだ。だけど、主人公はママのようには考えない。それらはすべてワクワクする小さな冒険なのだ。でも、1日の終わりになると、ママはいつも、お互いが同じように理解できる、満月のお月さまのように大きくてすてきなことを言う。

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児童書・YA

ときどきママが言うんだ

A veces mamá dice...

Grupo Editorial Bruño

しばしば私たちは、自分をちっぽけな存在だと感じるが、周囲の人々に視線を向ければ、自分は大きく、とても大きくなれるということに気づく。ほんの些細な行為が重要で、大きな行動のきっかけとなる。私たち一人ひとりが、個性を際立たせることができるのだ。ひとりの女の子の目を通して見ると、世界はとても大きくて、私たちを感動させ、変化させてくれるんだということがとてもよくわかる。自分がちっぽけであるという感覚、恐れや混乱に対する、自身の潜在能力を発見することについて語る本。他者を観察し、人生をよりよくするために皆が何かをもたらすことができるということを認識すれば、発見が生まれる。

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児童書・YA

ときどき自分が小さく思える

A voltes em sent menuda

バネサ‧マルティネス

Vanesa Martínez
Edicions Bromera S.L.U.

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの。するとママは歯をくいしばり、キンキン声で話しだす。ときどき、頭に雲がかかると、ママがお昼ごはんのしたくを忘れるので、あたしたちはおたんじょうび会にちこくする。頭に虹がかかると、ママは車のなかで歌い、あたしにたくさんキスをする。あたしの頭のなかでも、カミナリが鳴ったり、雲や虹がかかったりするのかな? 感情の働きをわかりやすく表現し、その動きを楽しめばいいのだと教える物語。

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児童書・YA

ときどき、ママの頭でカミナリが鳴るの

A voltes la mare té trons al cap

Edicions Bromera S.L.U.

arquitecto(建築家)のAからcocinero (コックさん)のC、doctora (お医者さん)のD、ingeniera (エンジニア)のIを通ってzapatero(靴屋)のZまで、仕事の名前をずらりと並べたカラフルなアルファベットの本。愉快な詩と、優しいタッチでユーモラスに、だけど正確に描写したイラストで、それぞれの仕事を紹介していく。 《靴屋さんでも宇宙飛行士でも、獣医さんでも彫刻家でもいい、幸せ、ぼくは幸せになりたい!》

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仕事のABC

Abeceoficios

Grupo Editorial Bruño

ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」

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児童書・YA

上では何もかもちがうよ

Allí arriba todo es diferente

ペップ‧モリスト

Pep Molist
El Cep i la Nansa Edicions

13回目の誕生日、アマンダ・ブラックは、彼女が生後数か月のときに失踪した両親の署名入りの手紙を受け取った。手紙にはあるミッションが書かれていた。《おまえは私たち一族の最後のひとりだ。最後のブラックなのだ。自分がどんな遺産を受け継ぐか知りたければ、おまえ自身が見つけ出さなければならない。そしてそのためには、かつてのおまえの両親の家、今やお前の家であるブラック館の所有権を手にしなければならない。館のなかで、おまえが実際には何者かを確かめるのに必要なものすべてが見つかるだろう》アマンダ・ブラックは失われた答えを見つけ出すための探索を始めた。ブラック館は危険な状態にあるが、これは両親が彼女に残したたったひとつの所有物だ。なにがあろうと館を救わねばならない。でも、どうやって? それが最も気がかりだ……。

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児童書・YA

アマンダ‧ブラック-危険な相続

Amanda Black - Una herencia peligrosa

フアン‧ゴメス‧フラド

Juan Gómez Jurado

休みに⼊り、キャンプに⾏くときがやってきた。でも、彼はまったく乗り気がしない。知られたくない秘密があるのだ。それは夜ごと、シーツの間に現れる⻩⾊くて丸いやつ。この忌まわしい秘密とはなんなのか?彼はこの秘密から解放されて、キャンプを楽しむことができるのだろうか? 「不安と⽴ち向かい、乗り超えようと語りかける、そんな絵本」

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児童書・YA

黄色くて丸いやつ

Amarillo y redondo

Editorial Flamboyant

Written by a specialist in child psychology, this book is aimed at boys and girls aged from 4 to 8 years old. Ani is an eco-friend with a mission: to make sure humans care for and respect animals and plants. Do you think he will succeed? Do you want to help him? Surely together you can make it happen! Humans are animals with the capacity to laugh, cry, imagine, feel and develop nostalgia. But at the end of the day we are still animals with instincts, fears and territorial, tribal behaviours. It therefore makes sense that we should respect all other animals. This story encourages children to care for animals and nature. Using clear, simple and fun language, it contains elements that help us understand the difficult situation the main characters (the eco-friends and Captain Urra) are going through.

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児童書・YA

動物

Animales

Editorial Sentir

もし、物語の魔女がいい人だったら? アンナ・カダブラと魔法の満月クラブがやってきた! アンナはかんかんに怒っている。住んでいる街や学校、我が家を離れなければならなかったからだ。両親と一緒に越してきたのは森のまん中にある古びた村、ムーンビルだ。古いだけでなく、その村は伝説と秘密に満ちていた。たとえば、どこに行こうとアンナのあとをついてくるこの謎めいた猫はいったい何者? 魔女の飼い猫かしら? ちょっと待って……もし、その魔女がアンナだとしたら?!

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児童書・YA

アンナ‧カダブラ 満月クラブ

Anna Kadabra. El club de la luna llena

Editorial Planeta

ヒーローでいることは退屈過ぎた。ぼくの名前はイェライ・アヤラ。ぼくには秘密がある。君が手にしているこの本にはぼくや、ぼく以外の世の中になじめない者たちの話、そしてぼくたちみんなを結びつけるヒントが書かれている。ぼくたちには特別な力があるんだ。わかるよ、作り話なんだって思うだろうね。そう思うのがふつうだ。急に姿を消して、好きなところに再び現れることができるってわかったときは、ぼくだってこんなのあり得ないって思ったよ。そして自分は特別なんだってわかると、どうせなら利用してやれってことで、あんまり正しくないことにも力を使うようになった。でも、そんな話がしたいんじゃなくて、大事なのは、ぼくのような人間を捕まえるための組織に実際に捕まったとき、ぼくはそんなに珍しい存在じゃないとわかったってこと。その組織がCIRSEだ。組織の目的は、この力を悪い方向に使う人間を再教育すること。僕たちをヒーローにすることだ。でも、アンチヒーローになれるのに、ヒーローになりたいやつなんているのかな?

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児童書・YA

アンチヒーロー

Antihéroes

イリア‧G‧パレンテ

Iria G. Parente
Nocturna Ediciones, S.L.

'Arracades d'avellaner' (Hazelnuts), is a novel based in reality with a touch of the fantastical. It's main protagonists are a seven year old girl, Lisa, and her pet, a tame fox called Ketti who is two years old. The fox narrates the story and as in fairy tales, appears very anthropomorphised. Lisa lives in a sort of paradise, an idyllic bubble - surrounded by her family, nature, friends and toys - which in one fell swoop is turned upside down. The tenderness and tranquillity that have up until that point dominated Lisa's life are turned into uncertainty and fear. These feelings affect her whole family and her especially, to the point that she becomes sick. Ketti and Grandpa Pere are key figures in getting Lisa through all this. The story transitions naturally between reality and fantasy in a way that will enchant the reader.

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ヘーゼルナッツのイヤリング

Arracades d'avellaner

Barcanova Editorial