LOS GUARDIANES DEL SUEÑO(夢の番人)シリーズの第1巻。学年末が近づいて、セレナは恐い夢を見る。両親は試験の緊張のせいだと考えたが、もっと不吉な何かが隠されていた。クラスメートのインソムニアの父親でレタルゴ医師と名乗る人物が、セレナと友だちのビルヒニア、ラウル、シモンを脅かす。自分たちの夢が現実の世界に影響を及ぼし始めたとき、四人は何か恐ろしいことが起きていることに気づく……。
1906年に書かれた本書は、優れた禅の儀式である古典的な茶道に集約された文化的、宗教的、美学的な要素を見事に記述した詩情あふれるエッセイ。国民イラスト賞のイシドロ・フェレルが様々なテクニックを駆使して描いた花々(中にはお茶で色付けしたものも)やデザインは、世界的な文化遺産といえるこの原文が持つ豊かな味わいを際立たせている。『El libro del té(茶の本) 』は、実はほとばしる悲鳴だ。