クララ・オブリガドはアルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。軍事独裁政権時に政治亡命し、1976年からスペイン在住。大学で文学を学び、当時のスペイン初の創作文学ワークショップを指導、フリーランスとして多くの大学や機関で同様の活動を続ける。1996年に小説 La hija de Marx(マルクスの娘)でルメン女流文学賞を受賞。パヒナス・デ・エスプマ社から短編集Las otras vidas(彼岸の生)やジェンダーを取り入れた作品としてスペインでは傑出したアンソロジー Por favor sea breve (手短にお願いします)1巻、2巻を刊行。エッセイも多数出版し、新聞でも執筆している。作品は数か国語に翻訳されている。