幾度となく襲い掛かる困難に果敢に立ち向かい克服する4人の強い女性が主人公の物語。それはまるで、バレンシアの旧市街にある昔の大衆浴場で700年もの間流行病、戦争、再開発などを生き抜いた施設バーニョス・デル・アルミランテのような途轍もない強さだ。浴場は最も幸せな瞬間や辛い時間が過ぎていく人生の背景幕。
本書は、ラドヤード・キップリング、ジョゼフ・コンラッド、グレアム・グリーンなど、東洋の魔法に魅せられた伝説的作家たちの足跡を辿った本だ。一体どんな秘密が、探検家や作家を旅に駆り立てたのか?ダビッド・ヒメネスは、10人の偉大な文学者たちの著作の舞台となった場所を巡り、その大いなる謎を解くための波乱の旅、すなわちアジアの何が彼らにインスピレーションを与えたのかを発見するための旅に出立した。
1950年1月14日、アスンは才能というよりも図々しさを武器にコプラを歌っているタブラオへ出向いた。その夜、人生を一変させる人と出会うなど知る由もない。その人物とはアテネオ図書館の司書サントスで、文化的な繋がりや大学生との交流を通して反フランコ派レジスタンスに協力していた。このふたりの間に、外見はごくありふれたものだが、実は非常に特殊な関係が生まれる。サントスはアスンに文学を通した自由と変革の可能性について教え、彼女は見せかけの婚約関係で彼の隠れ蓑になった。
これは単なるゲームではない。ペガソとデルタは共通点が多い。どちらもシャイで、友達作りが難しい。そしてテレビゲームでは、とてつもない能力を発揮する。しかし想像できなかったことがある。ツィッチで配信したインフィニテの神話で遊ぶ様子が世界中に拡散されたことだ。11歳の誕生日を祝うために、家族がサプライズ・パーティーを準備していた日、すべてが一変する。パーティーの最中に起きた恐ろしい出来事の後、デルタとペガソは超能力が備わっていることに気づく。なぜ、どうやって備わったのかは分からない。
作家兼イラストレーター。いつもクリエイティブなことに惹かれ、格式張ったことが嫌い。だから子供の頃からあらゆる種類の芸術に親しんできた。絵の具の匂いをかいで顔が汚れたり、たくさん物語を読み過ぎて文字のなかにからまったり、彫刻を触ったり。グラフィックデザインもたくさんしたし、(銀の糸を織って)宝石細工と固い絆を結んだりもしたわ。数年前、絵本の世界をのぞいたら、そのなかにはまり込んだの。それ以来、物語のとりこ。