Takatuka

タカト9カ

出版社

CIF

B64877921

所在地

C/ Junta de Comerç, 18, baixos. 08001. Barcelona (España)

ウェブサイト

フィクション‧ノンフィクションの絵本、幼児や児童、青少年に向けた小説を専門とする出版社。

ウサギと出会ったミミズは、ウサギに自分のペットになってほしいと頼む。あまり気乗りしないウサギだったが、ミミズの説得とユーモア、そしてたくさんの木いちごに釣られて承諾することになりそうだ。この新作漫画シリーズの主役は、ピザが大好物で、溢れんばかりのユーモアセンスを持つという、ありえないようなミミズである。読者に自分の暮らしを紹介して見せるこの憎めないキャラクターの持ち主は、さらに驚くべきことに、抑えきれないほどの好奇心を抱え、他の動物と友達になりたいという望みを持っているのだ。本作は、ほとんどの場合、友情が互いの違いを超えたところに存在することを示したハッピーエンドの物語。5歳以上の、本を読み始めたばかりの子供を対象に描かれている。

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コミック

ミミズとウサギ

Lombriz y Conejo

ラモン‧D‧ベイガ

Ramón D. Veiga
Takatuka

本当のことだといっても、あまり信用できないこともあるので、トラブルを避けるためには、もしかするとちょっとした嘘に頼った方がいいのかもしれない。しかし、それもまた説得力がないとしたら、もっと大きな嘘、つまり汚くて腐ったような嘘、とってもとっても大きな嘘をつくしかないだろう。でも、本当に本当のことは、どんなにありそうもないようにみえても、遅かれ早かれ明らかになるもの。大人は「いつも本当のことを言わなきゃダメ」と子どもに教えるのに慣れているが、子どもは空想や中途半端な真実で遊ぶのが好きで、すべて本当のことを言うのは必ずしも簡単ではない。この絵本のうそ・ほんとゲームで作者は、子どもたちが窮地に陥ったときに頼りがちな嘘のレパートリーを、物語と同様に魅力的でユーモアに満ちたイラストで巧みに表現する。

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児童書・YA

本当に本当のこと

La verdad verdadera

ナネン‧ガルシア

Nanen García
Takatuka

毎日の日課であるおふろの時間は、想像を働かせると、まさに冒険にかわる。せっけん入れは空飛ぶ円盤を連想させ、スポンジは洗車場、シャンプーの泡は氷山のようだ。おふろよりわくわくするものはある? そう、ママが一緒におふろに入ること。だけど、それはママ? それとも無人島? バスルームのさまざまな物がインスピレーションのたねとなり、思いがけない冒険へと私たちを運ぶ。物を何かに見立てて遊ぶ母親と息子が、自由な空想をときはなつ。イラストは、水の深みへと私たちを導く。青と緑を基調にした色が、明るいバックとコントラストをなし、簡潔で詩的なテキストがまたとない冒険を描く。

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児童書・YA

リザ‧ビッジ

La bañera

Takatuka

パウラは月面旅行を夢見る女の子。パパの肩に登って届くか確かめてみたり、自作のロケットをシャボン玉や凧を使って飛ばそうとしたり、あれもこれも試してみた。そして大きくなったら、重力の法則を跳ね返す方法を学んでやろうと毎晩考えている。作者のツイッター上で連載されていた子ども向けショートショートのミニシリーズから生まれた本作は、「いつか月に行ってみたい」と願い続けるひとりの少女の空想のなかへと読者を誘う。そしてソニャ・ヴィマーの見事なイラストによって、夢の実現に向けて準備をする少女の世界に引き込まれる。その目標は、とても近くに見えている。

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児童書・YA

パ-ラと月

Paula y la Luna

Takatuka

海のごみがだんだん増えている。マッコウクジラのロタは、そんなごみがどこから来るのか知りたくなった。そこで、カニのマラクと一緒に調査の旅に出かける。まず船を、次に港を調べ、最後に町へとたどり着くと、人間の住むところにプラスチックがあふれていた。だから、海の動物たちみんなを呼んで海のクリーン作戦を実行することにした。ロゼル・リンバウが書いたこの物語は、ロサ・サルディーナ・グループの独創的なアイディアから生まれた。次世代の子どもたちが、私たちの悪しき習慣を早急にあらためる役割を担いリードしてくれることを願って、少年少女向けに書かれたものだ。イラストは全て手作業で色を塗り、切り貼りしたコラージュ法で描かれており、アーティスト同士の協力によって生まれた、類まれな豊かさをもつ作品となった。

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児童書・YA

マッコウクジラのロタ

Lota, la cachalota

Takatuka