Nocturna Ediciones, S.L.
ノクトゥルナ
出版社
CIF
B85609659
所在地
C/ Corazón de María, 39, 8º C. 28002. Madrid (España)
主としてスペイン国内外の小説を取り扱うスペインの文芸出版社。「Literatura Mágica(魔法の文学)」(YA)、「Noches Blancas(白い夜)」(一般向け)、「Noches Negras(黒い夜)」(ミステリー)の3つのシリーズを持つ。
イリア・G・パレンテ(1993年生)とセレーネ・M・パスクアル(1989年生)はそれぞれマドリードとビゴ出身の若い女性作家。主な作品に『Sueños de piedra (石のゆめ)』(Nocturna、2015-当サイト2016年紹介作品)、『Alianzas (契約)』(La Galera、2016)、『Títeres de la magia (魔法のあやつり人形)』(Nocturna、2016)、『Rojo y oro (赤と金)』(Alfaguara、2017)、『Encuentros (出会い)』(La Galera、2017)、『Ladrones de libertad (自由の泥棒たち)』(Nocturna、2017)、 本書『Antihéroes (アンチヒーロー)』(Nocturna、2018)、『Jaulas de seda (絹の檻)』(Nocturna、 2018)、『Despedidas (別離)』(La Galera、2018)、『El Orgullo del Dragón (ドラゴンのプライド)』(Nocturna、2019)、『Reinos de cristal (ガラスの王国)』(Nocturna、2019)がある。
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児童書・YA
ドラゴンのプライド
El orgullo del dragón
イリア‧G‧パレンテ
Iria G. Parente
Nocturna Ediciones, S.L.
コロラド州のシルバービルで銀採掘の夢を一撃で葬り去る復讐劇が幕を開けようとしていた。1872年にグレース・マロリーが夫の実家の古い邸宅に住み始めるや否や、彼女は村中の噂の的になった。「大きな空き家にご婦人がひとりで住むなんて」、「夫の銀採掘会社の跡取りのジョンはなぜ一緒じゃないの?」。 ルビー・ローレンスは女性であるがために軽視されることを嫌というほど知っている。だから、グレースに対する彼女の不信感を誰も真剣に受け止めないことにも驚かなかった。だが、少なくともルビーの親族は彼女の意見を聞くべきだった…なぜなら、ジョンの父親を殺害したのは彼らだったからだ。 シルバービルの平和が失われていくなか、グレースとルビーは複雑に入り組んだ策略に関係してゆく。その企みではどんな捨て駒にも意味がある。そして残るのはただひとつの確信。世界は舞台であり男も女も単に演者にしか過ぎない。
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児童書・YA
シルバービル
Silverville
ビクトリア‧アルバレス
Victoria Álvarez
Nocturna Ediciones, S.L.
ヒーローでいることは退屈過ぎた。ぼくの名前はイェライ・アヤラ。ぼくには秘密がある。君が手にしているこの本にはぼくや、ぼく以外の世の中になじめない者たちの話、そしてぼくたちみんなを結びつけるヒントが書かれている。ぼくたちには特別な力があるんだ。わかるよ、作り話なんだって思うだろうね。そう思うのがふつうだ。急に姿を消して、好きなところに再び現れることができるってわかったときは、ぼくだってこんなのあり得ないって思ったよ。そして自分は特別なんだってわかると、どうせなら利用してやれってことで、あんまり正しくないことにも力を使うようになった。でも、そんな話がしたいんじゃなくて、大事なのは、ぼくのような人間を捕まえるための組織に実際に捕まったとき、ぼくはそんなに珍しい存在じゃないとわかったってこと。その組織がCIRSEだ。組織の目的は、この力を悪い方向に使う人間を再教育すること。僕たちをヒーローにすることだ。でも、アンチヒーローになれるのに、ヒーローになりたいやつなんているのかな?
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児童書・YA
アンチヒーロー
Antihéroes
イリア‧G‧パレンテ
Iria G. Parente
Nocturna Ediciones, S.L.
学校でいったい何が起きたのか、誰もわからない。銃声のような音が響く間、生徒も教師も建物中を走り、何とかして外に出ようとする。でも、こんなことありえないよね? 武装した彼らが入っていくのを、通りにいたひとりの女の子が見たという。別の生徒は決して忘れられない光景を目の当たりにして、図書館で震えが止まらない。そしてジョンは…ジョンはどこに? どうしてみんなは必死で逃げようとしているのに、彼は銃声の方向に向かって廊下を歩いてるのか? たぶん、彼は話したいのだろう。だって、これはジョンの物語だから。そしてジョンの物語は、コロンバインの物語なのだ。それは言い過ぎだろうか。
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児童書・YA
火の花
La flor de fuego
アルバ・キンタス=ガルシアンディア
Alba Quintas Garciandia
Nocturna Ediciones, S.L.
時は1923年。17歳のエレーナ・レノックスにはひとつの願いがあった。それはロンドンの退屈な日常を、遠い土地での冒険と発見の生活に取って替えるということだ。だから両親が消息不明の考古学者たちを調査するためにインドに行くことになったとき、彼女はついていくことを決心する…両親が出発して数日後、こっそりと。幻影の街バンガルにまつわる伝説はたくさんあるが、エレーナは一度たりとも迷信を信じることはなかった。しかし英国人を憎む王子、アルシャド・デ・ジャイプールは彼女は間違っているという。バンガルは呪われており、日が沈んで王宮が暗闇に染まったとき、その壁の中にいる者はみな跡形もなく消えてしまうのだ。1920年代のインドを巡りながら、エレーナはある調査に巻き込まれることになる。その調査では、誰も闇の都市から戻ってくることはないという確信だけが絶えず顔をのぞかせるのだった。
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児童書・YA
闇の都市
La ciudad de las sombras
ビクトリア‧アルバレス
Victoria Álvarez
Nocturna Ediciones, S.L.
フェイスは12歳。第1世界、アジアに住んでいる。目的は、人が訪ねてきたとき、母や近所の女たちがひどく落ち着かなくなる理由を調べること。フェイスは14歳。第3世界、ヨーロッパで貧しい暮らしをしている。目的は剣闘士の学校でなんとかやっていくこと。彼女は許しがたい犯罪により、その学校に売られてきた。フェイスは16歳。生き延びている……、今のところ。現在の目的はただひとつ、復讐することだ。
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