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Galaxia Gutenberg SL

Galaxia Gutenberg SL

ガラクシア・グーテンベルク

出版社

CIF

B65521957

所在地

Avinguda Diagonal 361, 2º 1ª. 08037. Barcelona (España)

スペイン、カタルーニャ、海外のモダンクラシックや現代のフィクションに加え、すぐれた学術書や人文書を出版している。評価の定まった作家から新進気鋭の作家まで、多様な才能のために新しい道を切り開くことを使命としている。現在、500人以上の著者がガラクシア・グーテンベルクに自身の作品を託している。出版目録には、ノーベル賞受賞者18名、セルバンテス賞受賞者13名、アストゥリアス皇太子賞受賞者17名が名を連ねている。

プエブロ・チコは、時に霧に包まれ、雪に覆われる山間の小さな村だ。時に動物が迷い込み、人が姿を消すこともある山中にある。一見穏やかな場所で、今は数少ない寡黙な老人たちが住んでいる。その静けさに、秘密や暴力的な過去、復讐の念が隠れているとは、誰も思わない。1年間そこで過ごそうと都会からやってきた夫婦も何も疑っていない。しかし、父親がそこで生まれたという理由でそこに来ることを選んだアリアドナはやがて、山に何かが隠されていると感じ始める。村の住人たち、特に透き通るような目をして幻覚にも似た謎めいた言葉を話すペドロと出会い、アリアドナは父親が自身の過去についてなぜ何も語らなかったのかをようやく理解するようになる。それは、村全体が目を閉じ、見ないことにしようと決めた過去だった。 読者を巻き込むざらついた文体で書かれたこのポリフォニックな小説で、エドゥルネ・ポルテラはある村、ひいてはある国家、大陸、そして人類の集団的記憶を鋭く問いただす。

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Edurne Portela著『Los ojos cerrados』の表紙
文学

閉ざした目

Los ojos cerrados

エドゥルネ・ポルテラ

Edurne Portela
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大自然、独自のルールに従う女性たちだけが住む1軒の家、見知らぬ女。そこへ最近やってきたのは、車がガス欠になり、扉の閉ざされた家しかないでこぼこ道に迷いこんだコロ・マエだ。都会育ちの彼女は、何もかもに見放された状況で何もわからないまま、俗世から離れて独自のルールのもとで数名の女性たちが暮らす家、ベタニアにたどりつく。その家の地下で寝泊まりしているグロリアに、泊まっていくよう強引に誘われ、ほかの女性たちにもそれとなく勧められたのと、くたびれ果ててどうすることもできなかったことが手伝って、コロ・マエは、女性たちが支配する、その野蛮な場所から出ることができなくなる。女性たちが彼女をひきとめているのか。それとも、無能感に彼女が屈したのか。惨事の領域へ、原初的驚きを伴う警戒と詩的恐怖の状況へと読者をひきずりこむ感覚的小説。

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Pilar Adón著『De bestias y aves』の表紙
文学

野獣と鳥類の

De bestias y aves

ピラール‧アドン

Pilar Adón
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フランコ将軍の独裁政権初期の悲惨な時代を舞台に、社会からの疎外、実存的絶望、そして殺人を描いたこの小説は、ノーベル賞受賞を夢見る癌研究者ドン・ペドロの数日間を綴る。文学・哲学界との気まぐれな関係、マドリードの貧困地区で実験用マウスを探し求める彼の姿、彼を孫娘と結婚させようとする下宿先の女主人との会話等は、社会主義リアリズムというよりも、独創的な意識の流れであり、衰退した国家の最後の厄災的局面にすぎない権威主義体制が何年も続いてどん底に落ちた社会の、叙情的で瞑想的で、遊び心がありながらも悲観的な一連の情景である。 1962年に出版されたルイス・マルティン=サントスのこの小説は、現代スペイン文学の傑作であり、多くの読者から内戦後スペインにおける最高の小説と見なす者も多い。その言語的創意工夫と、生き残るために奮闘する抑圧された個人への想像力豊かな洞察により、現代文学における『悪の華』と呼ぶべき作品となっている。マルティン=サントスは、ゴヤのブラックユーモアとジョイスの機知をもって、天才的な自己批判によってのみ救われる希望のない世界のビジョンを創造する。20以上の言語に翻訳されているが、日本語版はまだない。日本の読者にとってすばらしい発見となるだろう。

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Luis Martín Santos著『Tiempo de silencio』の表紙
文学

沈黙の時

Tiempo de silencio

ルイス・マルティン=サントス

Luis Martín-Santos
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読んだ人の心からいつまでも離れない、独特で意表を突く、自由で個性的な一冊。翻訳者である語り手は最近、講演を行うため日本を訪れた際、18世紀の風変わりな思想家、キンダイチ・ヒロシの考え方と人物像を知る。今日でもほとんど無名のキンダイチは型破りの異端な神道信者で、当時の社会を敵に回しながらも、自然との対話や、自然そのものが放つ精神的な驚きをいち早く説いた。語り手は、キンダイチの異端な世界を研究している専門家の助けを得ながら日本で心の旅を始め、キンダイチの人生と思想を見つけ出す。旅と時間移動、キンダイチの人生の浮き沈み、日本とオランダとの関係、さらにはディドロのいるヨーロッパにやって来たキンダイチの一風変わった暮らしぶりも描いたハイブリッド小説。

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文学

沈む光

La luz que cae

アドルフォ・ガルシア=オルテガ

Adolfo García Ortega
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ジェイムズ・ジョイスの大長編小説『ユリシーズ』に豊富なイラストを付した世界初の本。生前、同作品に命を救われたと語っていた著名アーティスト、エドゥアルド・アロヨによる134点のカラーおよび200点近いモノクロのイラストが掲載されている。イサベル・アスカラテ夫人が「彼はとにかくあの小説に夢中だった」と回想するほど、アロヨにとって『ユリシーズ』は完璧な作品だった。彼は生前、この大作に自分の絵を付して出版することを夢見ていた。そういう意味で、絵と文章を見事に調和させたこの作品が世に出ることは運命だったと言っても過言ではないだろう。ジョイスによる同作品の初版がパリで刊行されてから100年。それを記念して、本作『Ulises(ユリシーズ)』は現在、スペイン語(ガラクシア・グーテンベルグ)と英語(アザープレス)で出版されているが、世界中で出版される価値のある、洗練され時代をも超えた記憶に残る作品である。

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文学

ユリシーズ -エドゥアルド‧アロヨによるイラスト版

Ulises

ジェイムズ‧ジョイス

James Joyces
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サルダーニャで療養中のガウディが重篤な病の床でしたためた21通の書簡。その中に示されたこの偉大な建築家の胸のうちを元にフィクションを交えて綴った本作は、ガウディ本人が家族、仕事、友人への想い、そして情愛、野心、失望について一人称で語る興味深い作品である。作者のシャビエル・グエイは、ガウディのほぼ全てのプロジェクトに資金提供を行ったエウゼビ・グエイの末裔であり、本書は、ガウディとその世界的に有名な建築物について、われわれが抱き続けてきた多くの疑問に答えてくれる格好の読み物でもある。読者は本書を通じ、これまで知られていなかった、激動の時代を駆け抜けたこの天才の生き様と創作の過程を深く理解することとなるだろう。

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文学

私、ガウディ

Yo, Gaudí

シャビエル‧グエイ

Xavier Güell
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