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Ediciones Diquesi

Ediciones Diquesi

ディケシィ

出版社

CIF

09343761B

所在地

C/ Nanclares de Oca 26-portal D, 2ºB

Publishing house for children and young adults specialising in books for teenagers.

13歳のナンネル・モーツァルトは、天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのお姉さんだ。ヴォルフリ(モーツァルト)はその年ごろのどの子もそうであるように、遊びといたずらが大好きで、大人の世界はよくわからない。パーティは好きだけど、宮廷やお屋敷に招待されるのは好きじゃない。そういうところでは、まるで珍しい生き物のように見られるから。姉さんは弟のことをいちばんよく知っていて、弟が責任と義務感で爆発しそうだと感じると、弟のために素晴らしい世界、リュッケンの魔法の王国を作り出す。そこならふたりとも、自分の居場所を見つけられる。ソフィア・レイがマリア・アンナ(ナンネル)・モーツァルトの日記をもとに、『魔笛』の素晴らしいファンタジーをおりまぜ、モーツァルト姉弟の本物の人生へと読者を誘う。現実がフィクションをいつ超えるかを決めるのは読者だ。

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文学

(モーツァルトきょうだいの)秘密の王国

El Reino Secreto (de los hermanos Mozart)

ソフィア‧レイ

Sofía Rhei
Ediciones Diquesi

もし親があなたを、友だちからも住む街からも遠い寄宿舎に入れたとしたらどんな気持ちになると思う? そうなったとき、13歳のわたしは、恐れと怒り期待をいっぺんに感じた。カメリアス校の門をくぐったとき、2度と出られない場所に来てしまったような感覚に襲われた。だけどそのあとは、うん、そんなに悪くなかった。ベアやベルトと知り合い、そしてわたしたちはやっかいごとに巻き込まれた。たとえば、寄宿舎で取引しているドラッグの売人を見つけたとか……。アルレーネという最高の友だちができたのも悪くない。どこにでもいそうな普通の女の子なんだけど、ただ、えーっと……、死んでるの。つまり、幽霊ってわけ。1977年にカメリアス校で死んでしまって、そのときのことは何も覚えていないんだって。なんだか、たくさん秘密があるみたい。そして、彼女だけじゃない。だってカメリアス校って秘密がいっぱいなんだ。わたしといっしょに、冒険してみない?

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文学

アルレーFの謎

El Misterio de Arlene

スサナ‧バジェホ=チャバリノ

Susana Vallejo Chavarino
Ediciones Diquesi

マールとアレックスはきょうだい。あいにく生まれた日が364日しか離れていないので、なんでもかんでも一緒だ。学校もクラスも遊び仲間も。左腕の母斑まで一緒で、これにはたくさんの伝説がある。すれ違っても、注意をひくような子たちじゃない。だけどふたりには、難しい謎にもけっして怖気づかないという秘密がある。さて、今度はなにをたくらんでるのかな? 日々の問題(宿題、友だち、夢、男の子たち、かわいい女の子たち、家族……そう、どこにでもあるような家族)を解決するだけではなく、ふたりは消えた歌の謎を解き明かそうとのりだす。バニュエロス船長は亡くなる前、娘のオリビア・バルデスにいくつかの歌を書き残した。知ってのとおり、オリビアは今一番有名な歌手だ。オリビアとその謎めいたマネージャー、ビエルは必死にその歌を探す。だけどどうやら、だれかが先に探し始めたようだ……。

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文学

バニュエロス船長の遺産

La herencia del capitán Bañuelos

ハビエル‧フォンセカ=ガルシア-ドナス

Javier Fonseca Garcia-Donas
Ediciones Diquesi

10歳から12歳の読者の関心にぴったりあった、友情・変化・個人の成長の物語。登場人物とともに読者が発見しながら、一緒になぞを解き明かしていける、解決すべき悩みや困難な状況があるが、それを解決しながら登場人物たちが成長し成熟していく、迷いや恋愛など、思春期らしい感情がストーリーにあふれ、からみあう、数、空間、幾何学にかかわる、年齢相応の謎が筋の中で展開していくなど、ヤングアダルト小説の魅力となる要素が詰まっている。

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Lola Nuñez著『Almagesto. La Quinta Piedra』の表紙
児童書・YA

アルマヘスト 5番目の石

Almagesto. La Quinta Piedra

ロラ‧ヌニェス

Lola Nuñez
Ediciones Diquesi

個性の異なる3人の若者が登場するファンタジー。彼らは物語の中で、読者が自分を重ねやすそうな日常の状況(いじめ、恋愛、家族関係など)と向き合い、自分の感情と戦うことを覚えていく。彼らはふたつの世界の分岐点でトラブルに巻きこまれていくが、それはあらかじめ直面することが運命づけられていたことのようだった。読者対象は12歳以上。若者のうちのひとり、パブロの1人称の、その年頃の若者らしい語りは親近感があり、読者は主人公たちの願望、不安、惧れに共感し、たやすく感情移入していけるだろう。

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Javier Fonseca García著『El visitante del otro lado』の表紙
文学

向こう側からの訪問者

El visitante del otro lado

ハビエル‧フォンセカ=ガルシア-ドナス

Javier Fonseca Garcia-Donas
Ediciones Diquesi