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Agencia Literaria Albardonedo

Agencia Literaria Albardonedo

アルバルドネド著作権事務所

エージェント

CIF

44817264Q

所在地

Molino de Pedrouzo s/n, 27299, Cotá (Lugo), España

ウェブサイト

アルバルネド著作権事務所は新人からベテランまで、国内外の幅広い作家を扱う版権エージェント。新しいスペイン文学には高い価値があり、それは国際的に通用する性格のものだと我々は信じている。またスペイン文学にはまだまだ発見されるべき未知の領域があると確信している。

信心深い娼婦、信仰心のない修道士、脚の悪いインディオ、高潔なならずもの。母は娼婦、父はイギリス人。空腹を追い払うための唯一の手段である苗字もない。それでもカマチョは高潔さという美点だけを手に、糊口をしのごうと奮闘するが、すべてはついえる。あとは絞首刑だ。信心深い娼婦、口をきかないインディオ、信仰心のない修道士、高潔なならずものが、インディアス艦隊の史上最大の荷を狙っている。一方、大洋の反対側、太陽の沈まない帝国ヌエバ・エスパーニャの、熱帯雨が夢を潰すユカタン半島にいるバルバネラ号の船倉は、その当時非常に珍重された染料である商材「アカミノキ」が満載されていった。一方、死神は債務を徴収しようとしていた。

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文学

バルバネラ

Balvanera

フランシスコ‧ナルラ

Francisco Narla
Agencia Literaria Albardonedo

伝説的で高い評価を受ける世界有数のレストラン「オルチェル」の美食にまつわる記録。ひとつの民族の歴史は、彼らの料理の歴史でもある。ベルリンで誕生し、後にマドリードに移転、伝統と前衛のバランスを保ちつつ、120年近く厨房の火を絶やさずに来たこのレストランの沿革はそのことを如実に物語っている。20世紀および21世紀におけるヨーロッパ美食界の聖域と呼べるオルチェルのようなレストランはそれほど多くは存在しない。本書の各ページ、レシピ、写真は、オルチェル一族4代の系譜(一時期、かの伝説的レストラン、フランス・マキシムの支配人を輩出)と、戦争、危機、パンデミックなどさまざまな波乱の渦を乗り越えてきたレストランの姿を読者に映して見せる。それは美食の鮮やかな歴史でもあるのだ!

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オルチェル

Horcher

エリサベス‧オルチェル

Elisabeth Horcher
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1923年のパリ。秘密の手紙。消えた宝石。暗号で書かれたコード。女王と宮廷画家。2010年のイタリア、カモーリ。アメリカで歴史の教師をしているアン・カーリントンはスコペッタ教授と会う約束をしていた。だがスコペッタが亡くなったことを知り、困った状況に陥る。スコペッタは未発表のマリー・ド・メディシスの手紙を見せて、ある秘密を明かしてくれることになっていたのだ。この殺人の裏には誰がいるのだろうか? スコペッタの行っていた研究にはどんな重要なことが隠されているのだろうか? 果たしてアン・カーリントンは研究を続け、ルーベンスが王妃マリー・ド・メディシスとのやり取りに使っていた暗号を解読できるのか? ロレンソ・デ・メディチが自身の有名な祖先の秘話を語った小説。興味深い歴史の詳細や魅力的な登場人物が満載で読者を魅了する。

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Lorenzo de Medici著『Las cartas robadas』の表紙
文学

盗まれた手紙

Las cartas robadas

ロレンソ‧デ‧メディチ

Lorenzo de Medici
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ガリシア内陸部の村で、気難しいやもめの風車守の男が、ガリシアに伝わる最悪の悪夢が周囲で息を吹き返すのを目の当たりにする。バラバラになった動物の死骸が発見され、収穫作物が荒らされ、亡霊行列(サンタ・コンパーニャ)が現れ、狼男が代父を襲う。村人はそれらを風車守のせいにし、村のメイガ(霊媒師)がしゃしゃり出てくることで、村人の間の裏切りの歴史が暴露されていく。本作は、著者フランシスコ・ナルラの処女作で、主人公たちの暮らしだけでなく、死、残虐性、欺き、魂の悲嘆についても、正確かつ豊かな表現で語る。古典的な風俗描写のテクニックを使い、焼酎で酩酊した酔っ払いの戯言の類としておきたかった、ベールに包まれていた残虐な出来事の言い伝えを白日の下にさらす。読者を惹きつけて離さないこの作品からはすでに、のちの大作家への萌芽が窺える。

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Francisco Narla著『Los lobos del centeno』の表紙
文学

ライ麦狼

Los lobos del centeno

フランシスコ‧ナルラ

Francisco Narla
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Última llamada(最後の通話)の大ヒットに続き、ラウラ・ファルコがミステリー小説『氷の夜明け』で私たちを驚かす。サンドラはエドゥアルドとフェイスブックで知り合った。偶然にも彼は、ノルウェーに住む、彼女の仕事上の同僚の息子だった。エドゥアルドに会いにノルウェーに旅行しようと決めたとき、まさかそれがあのような悪夢と化すとはサンドラは夢にも思っていなかった。彼女がオースレンに降りたった2日後、エドゥアルドがベッドで死体となって発見される。明らかに他殺だった。手足を縛られ、根本から切りとられた性器を口にくわえていたのだ。一方、サンドラも姿を消す。捜査を担当した警官のエリカ・ビンテルとラース・オベセンにとって、議論の余地のない事実がふたつあった。ひとつは、だれかわからないが、エドゥアルドを殺した人物はコロンビアのマフィアのテクニックを使ったということ。もうひとつは、サンドラの失踪は殺人とは何の関係もないようだということだった。

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Laura Falcó Lara著『Amanecer de hielo』の表紙
文学

氷の夜明け

Amanecer de hielo

ラウラ・ファルコ=ララ

Laura Falcó Lara
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1866年のロンドン、ホセ・ロドリゲス=ロサダは何度となく、自分の過去から逃げるはめになる。子どもの時に親元を離れたあと、彼は政治的理由によりフェルナンド7世の絶対王政のスペインからイギリスに亡命する。そして、故郷よりずっと進歩したロンドンという大都会で、未来への希望がうっすらと見えかけてきたとき、時計職人としての不断の情熱とすぐれた腕前をかわれ、世界じゅうが知る時計、ビッグベンの修理という仕事を大急ぎですることになる。しかし、だれも自分の過去から逃れることはできない。ロンドンの霧のなか、ある人影が彼の命をねらっている。革新的構造の時計をつくりあげるという自分の夢のためにだけ生き、仕事にうちこむホセ。彼は身に迫る危険から逃れることができるのか? 歴史はできたと告げている。というのも、彼の夢はやがてプエルタ・デル・ソル(訳注:マドリードの中心街の地名)の時計として知られるところとなるからだ。

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Emilio Lara著『El relojero de la Puerta del Sol』の表紙
文学

プエルタ‧デル‧ソルの時計を創った男

El relojero de la Puerta del Sol

エミリオ‧ララ

Emilio Lara
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