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Editorial Pre-Textos

Editorial Pre-Textos

プレテクストス

出版社

CIF

B22533145

所在地

Calle de Luis Santángel, 10, 1.º C 46005, Valencia

ウェブサイト

1976年にスペインのバレンシアで設立され、それ以来途切れることなく、独立した形で、国際的な文学と思想を中心に出版活動を行っている。

刊行書籍の資材やテクニック及び文学的な質の高さは国際的に高く評価され、現在では世界中の著者による2000点以上を、物語、詩、エッセイに特化した様々なコレクションの形で出版している。中でも現代文学叢書や南十字星叢書は、出版界で広く認知されている。当初、スペイン共和党の亡命者文学の再評価を目的としていたが、現在ではラテンアメリカも一体としたラインナップの大きな柱のひとつとなっている。

出版目録には、スペインの主要な文学者や思想家(ヘラルド・ディエゴ、フアン・ラモン・ヒメネス、ホセ・ヒメネス=ロサノ、ラモン・ガヤ、マリア・サンブラーノ、ミゲル・デ・ウナムーノ、ホセ・ルイス・パルド、アンドレス・トラピエリョなど)だけでなく、海外の作家(エリアス・カネッティ、チェーホフ、アーダルベルト・シュティフター、キップリング、ダリオ・ハラミージョ、ラファエル・カデナス、ジョルジョ・アガンベン、ジル・ドゥルーズなど)が名を連ねる。その一方で、出版市場でまだ広く認知されていない新しい声、新しい才能の発掘にも力を入れている。

プレテクストスは、数々の重要な賞を受賞している。バレンシア州政府の文化功労勲章(2022)、スペイン文化省の文化功労金メダル(2016)、リマ国際ブックフェア(ペルー)の2009年最優秀出版社賞、グアダラハラ国際ブックフェア(メキシコ)の2008年最優秀出版社賞、そして文化省からの優秀編集功労賞(1997)などがある。

植物について何も知らない作家が、何年も手入れされずに放置されていた庭と家の世話を予期せずして引き受けることになる。引退間近の庭師が、彼に最初の手ほどきをする。その庭師が引退した後、作家はひとりで庭の手入れをし発見を続ける。本書は、庭を言葉で再現することを目的とする。生き物、植物、地元の人々との出会いの物語や、時の移ろいの観察を通して、いかにして彼が庭師となり、彼が手入れし創造する世界の断片がいかに生きていくかが綴られる。自然への研ぎ澄まされた視線を備えた文章は、訪れる人にその場所の秘密を教える散歩のようだ。

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Juan Martínez de las Rivas著『Paseo』の表紙
文学

散歩

Paseo

フアン・マルティネス=デ・ラス・リバス

Juan Martínez de las Rivas
Editorial Pre-Textos

本作は、ベルベル文化のユニークな世界から生まれた本。著者クリスティアン・クルサットは、驚くほどよどみなく、伝説、エッセイ、伝記、旅行記を組み合わせている。読者は、(一般的および地理的な)境界、多種多様な境界についての文章を前にすることになる。その文章の中で論説より優先されているのは、否定しがたい信念、文学は世界を映す真の鏡という信念だ。サハラから地中海にかけての北アフリカに住むベルベル族は、神秘の民族で、その起源はわからないことが多い。無数の方言に枝分かれした彼らの言語は、謎めいた文字で表現される。それはあまりに不可解かつ目を引くので、ホルへ・ルイス・ボルヘスの幻想短編小説から引用してきたように思えるほどだ。

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Silvia Pratdesaba Lafuente著『Sujeto elíptico』の表紙
文学

省略された主語

Sujeto elíptico

プレ-テクストス

Silvia Pratdesaba Lafuente
Editorial Pre-Textos

事故にあった瀕死の一頭の馬。愛し合う勇気を持てないカップル。ひとりの若者。『ある馬の死』の中では、こういった単純なモチーフが組み合わさって愛と死に関する物語を構築する。愛することへの恐れ、死と事故の体験、他者の内面と、他者と対峙する自分自身の内面の遅々とした発見。実際には、舞台は一枚の写真のように動かない。主人公たちの心の内面と意志は、瀕死の一頭の馬のまわりをぐるぐるとめぐりながら、何が起きたのか、自分たちは本当は何を望んでいるのかを理解しようとする。瀕死の馬は、最後にはある意味ですべての重心となり、それを前にすると、嘘をつくことも自分を欺くこともできない存在となる。その真っ白な重心が主人公たちに、自分たちが感じ望んでいることを認識させていく。

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Andrés Barba著『Muerte de un caballo』の表紙
文学

ある馬の死

Muerte de un caballo

アンドレス‧バルバ

Andrés Barba
Editorial Pre-Textos

偽りの伝統の断片を散りばめ、そこに一見相反するメカニズムを混ぜるボーダーレスな記述。読者が導かれるのは故意に歪められた非現実の日本だが、著者は発明や神話で彩られたその列島を庇護する。寓話、詩、物語風エッセイを集めた本書は、著者の個人的な歩みに時間、空間、様式、記録(仏教の経典からアニメーション映画まで)を組み込んだ奇想天外な旅だ。物語と余談、メモと注釈、詩とアフォリズムが荒唐無稽なモザイクを作り、ユーモアと神話、パロディーと崇拝をミックスしながら「師匠」と「弟子」の関係に切り込んでいく。

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ノンフィクション・その他

弓道の師の真実

Revelaciones de la maestra del arco

ハビエル‧ベラ

Javier Vela
Editorial Pre-Textos

ベン・クラーク「詩でも小説でもない。これはフィクションではない。我々を生と調和で満たす濃密な人生なのだ」 エリカ・マルティネス「厭世の帝国を離れ、ヘスス・モンティエルは私的な現像室で純粋な心を露わにする。現代のシニシズムとは折り合わない純真さを読者に取り戻させる。彼が強く必要とされるのは当然だ」アルフォンソ・トレシーリャス「彼の詩とその純真さは、ボバンの作品にある生の歓喜を彷彿とさせる。それは無邪気な歓喜ではなく、人間の本質に根ざしたもの、彼の超越した感覚に基づくものだ」

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ノンフィクション・その他

最後の薔薇

La última rosa

ヘスス‧モンティエル

Jesús Montiel
Editorial Pre-Textos

本作品は大衆小説としてみなすこともできるが、面白い仕掛けや文豪への敬意、円熟した叙述、登場人物の構成と劇的内容の奥深さから、教養小説としても読める。

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文学

影のコレクター

El coleccionista de sombras

ハビエル‧バスコネス

Javier Vásconez
Editorial Pre-Textos