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Editorial Planeta

Editorial Planeta

エディトリアル‧プラネタ

出版社

CIF

A08186249

所在地

Avenida Diagonal, 662 - 08034. Barcelona (España)

現在のプラネタ‧グループを築く礎となったプラネタ社は1945年に設立。信望があり、スペイン語圏で大きな影響力を持つ出版社だ。毎年、国内でもっとも重要な文学コンDールの"とつ、プラネタ賞を主催している。

マリア・マルティノン=トレスは、本書を通じ読者を生物学の漆黒の闇の片隅にまで誘い込み、われわれが不完全であるというレッテルを貼ってしまったことで、ホモ・サピエンスの優れた適応力の重要な側面が隠されてきたことを明らかにする。進化論に照らし合わせると、ガン、感染症、免疫系障害、不安、心血管事故、神経変性疾患、老化、死に対する恐怖といった人間の大きな病は、変化する世の中で生き残ろうとする人類という種の闘いの変遷を物語るものだというのだ。病気やその傷跡は、ヒトが弱い存在であることを示しているどころか、人類の連帯と回復の歴史を読み解くためのいびつな線であるということを、読者は本書を通じて理解するだろう。

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科学・技術

人類、この不完全な生き物―人類が進化しても病気になる理由

Homo imperfectus

マリア‧マルティノン=トレス

María Martinón-Torres
Editorial Planeta

8月終わりのある午後。16歳になったばかりのカタリーナは、ある不愉快な出来事が起きて郊外の団地にある親友の家を飛び出す。幹線道路までやってきた彼女は、家に帰るにはヒッチハイクをするしかないと決意。同年代の若者と同じように自分だって知らない人の車に乗るのは怖い。でも、両親が決めた厳しい門限を守らなかったらどうなるかと思うと、大したことはない。90年代初頭を舞台に描く、自身の体との複雑な関係、そして「女だから悪い」と思わせようとする世界に対する恨みを抱えた少女の物語。若者世代の価値観を支える物語が明らかになる。

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文学

体育

La educación física

ロサリオ‧ビリャホス

Rosario Villajos
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これは単なるゲームではない。ペガソとデルタは共通点が多い。どちらもシャイで、友達作りが難しい。そしてテレビゲームでは、とてつもない能力を発揮する。しかし想像できなかったことがある。ツィッチで配信したインフィニテの神話で遊ぶ様子が世界中に拡散されたことだ。11歳の誕生日を祝うために、家族がサプライズ・パーティーを準備していた日、すべてが一変する。パーティーの最中に起きた恐ろしい出来事の後、デルタとペガソは超能力が備わっていることに気づく。なぜ、どうやって備わったのかは分からない。しかしほかの人と違うことは確かだ。やがてふたりは伝説的な海賊ゲーマーに上りつめる。

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児童書・YA

海賊ゲーマーズ1 目的地:インフィニテの神話

Los Gamers Piratas 1. Destino: Mítica In finite

ロベルト‧サンティアゴ

Roberto Santiago
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ここ数十年、神経科学が発展したことで、人類をして地球上で最も複雑で、自らの本質を問うことができる存在にまでならしめた器官、すなわち脳の働きに関する多くのことが明らかになった。しかし、約1000億個の細胞からなる、この脳という器官は、科学者にとっていまだに謎に満ち溢れた挑戦の場である。国際的にも著名な神経科学者であるファクンド・マネスは本書『Ser humanos(人類)』の中で、脳科学における新発見までの長い道のりや大いなる発展について分かりやすくかつ魅力的に説明した。また理性と感情は結びつくのか? ストレスとは何か? 機械は人間より賢いのか? などの多くの疑問に答えている。

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科学・技術

人類

Ser humanos

ファクンド‧マネス

Facundo Manes
Editorial Planeta

祖国から遠く離れ、独立して暮らすフアンは、父の死により生まれ故郷の寒村にやむをえず戻る。葬儀が終われば一刻も早くエジンバラに帰る予定だったが、姉妹から聞いた知らせにより、計画は永久に変更させられる。逃げようと決めたその場所に、期せずしてとどまり、母親の介護をすることになるが、母親はほとんど見ず知らずの人間であり、共通するのは家族で乗っていた古いルノー4だけだった。「人間がひきうける責任のうち、子を持つことは最大で、最も決定的なものだろう。誰かに命を与え、無事に生かしていくことは、人間のすべての人格を巻き込む。だが、人の子であることの責任については、めったに語られない。『私を家に連れていって』は、子の責任と、その責任を引き受けるのがどういうことかを扱った小説だ」ヘスス・カラスコ。

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文学

私を家に連れていって

Llévame a casa

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サンタンデール湾クラブの会長で、市の有力者のひとりである女性実業家フディス・ポンボが、豪華スクーナーの船室で死体となって見つかった。彼女はテニス界の選ばれた数名の招待客とともに、日暮れどきにクルーズに出ていた。前世紀初頭の密室犯罪の小説を思わせる犯行。船室は内側から鍵がかけられ、遺体に残された奇妙な傷も、犯行の謎めいた方法も説明がつかない。またパーティーのすべての招待客には、彼女の命を奪う動機があるようだった。犯行を犯すにせよ逃げるにせよ、誰も船に乗り込むことも、船からおりることもできない。誰が殺したのか。どうやって? なぜ? マリア・オルーニャの意欲作、癖になるエレガントなスリラー。

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文学

潮が隠すもの

Lo que la marea esconde

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