Ediciones del Serbal
セルバル
出版社
CIF
A08584609
所在地
C/ Francesc Tàrrega, 12 1ª planta 08027 Barcelona (España)
科学、芸術、人文科学、社会科学(地理、都市論、歴史、哲学)と市民参加に関する書籍や二カ国語辞書、語学書などを出版。また科学技術、一般向け科学、小説全般のシリーズものも出版している。
月、惑星、星座が、自然やわれわれの住む世界に与える影響については、時代を問わず、誰もが耳にしたことがあるのではないだろうか。地球の衛星である月が潮の満ち引きや天候だけでなく、人間の行動や、動植物の生態にも影響を与えるのを、実際に見たり何かで読んだりしたことがあるはずだ。地上のあらゆるものへの天体の影響は現実に存在し、否定できない。しかし、最も驚くべきことは、われわれがそれを利用できるということだ。耕作への応用は、まさにその最も古い用法のひとつである。本書では、われわれの栽培する作物や庭、都会の小さなバルコニーの植物が、天体の力を借りていきいきと成長するよう、簡単に利用できるコンセプト、アイデア、テクニックを紹介している。星を味方につけて、驚きの世界に足を踏み入れてみよう。
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実用
農業占星術の手引き
Breve manual de Astrología agrícola
フアン‧エスタデーリャ
Juan Estadella
Ediciones del Serbal
この本には、古来の知識である占星術を、容易かつ知的な方法でビジネスの世界に応用する方法が記されている。読者は本格的に占星術を学ばずとも本書を通じて、この千年来の知識を活用し、事業全般、さらには職業人としてのあらゆる活動を強化することが可能だ。読者が起業家、経営者、従業員、いずれであろうと、本書は、占星術の知識を日々の仕事の中で容易かつ実用的に使う方法を習得させるだけでなく、将来訪れるかもしれない危機、好景気、流行・・・など、われわれの社会の未来についても読み解かせてくれるだろう。過去2回の世界危機を正確に予言した、経験豊富で国際的にも著名な占星術師フアン・エスタデーリャ。その手によって記された本書は単なる書籍を超えた、星を渡りゆく魅力的な旅路である。
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実用
星で見るビジネス
Negocios con estrella
フアン‧エスタデーリャ
Juan Estadella
Ediciones del Serbal
本書はふたりの男の子についての一風変わった物語(ひとりは心臓病を患うブルジョア階級の子弟、もうひとりはスラム街に住む健康な男の子)。彼らの人生が、彼らと彼らの周囲にとって全く悲劇的なかたちで交差する。これは社会派の物語ではないし、ましてや社会を糾弾するものでもないが、この小説はあまりに近くあまりに遠いふたつの環境を描いている。気取って、虚飾に満ち、野心的で、見かけが全てのブルジョア階級。それに対し貧困と暴力に満ちた環境で、生き延びるのに想像を絶する努力が必要な、社会からあぶれた階級。バルセロナの高台に住む人々と、ラ・ミナのようなスラム街に住む人々、全く違った性格のふたつの世界が描かれている。同じだって? 生まれも、ましてや生活も、そして死さえも同じではない。
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文学
密売
Tráfico
ホセ‧マリア‧ガルシア‧サンチェス
José María García Sánchez
Ediciones del Serbal
これらの物語は、あまりに信ぴょう性があり過ぎて逆に、真実味を持たせるために一部の詳細を削除しなくてはならなかったほどで、「排尿文学」とでも呼ばれるジャンル、さらにその厳しいレアリズムによって「下剤文学」というサブ・ジャンルに入る。入る、というより、下劣な喜びに浸りながら、そのサブ・ジャンルに潜り込む。出版社の最初の意図は、そのデリケートな役割にふさわしい紙(トイレットペーパー)に印刷するつもりだったが、インクがにじんでしまった。斬新なシャーロック&ワトソンとでもいうべき主人公コンビは、道徳観念なしで損得勘定が得意な警部と、おばかだが忠実な部下。交互に警察から遠ざけられたり表彰されたりしている。コバルビアスは、機知に富んだ、良心の呵責ゼロの男で、(触ったもの全てを黄金に変える)ミダス王とは正反対。ミエルダス(糞)王とでも言おうか、手に触れるものすべてを「黄金ならぬ糞」に変える。
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文学
コバルビアス警部の事件簿
Los casos del inspector Covarrubia
アルバロ‧バルデラス
Álvaro Valderas
Ediciones del Serbal
スペイン内戦は終わった瞬間から、文学のインスピレーションの源となってきた。本書も内戦をテーマとした作品のひとつ。具体的には、エブロ川の戦い、特にラ・ファタレリャ山中の戦闘から想を得たもの。本書の特徴は、登場人物は実在の人物だが、小説風にアレンジされていること。特定の地方のことを描きながら作品世界は普遍的で、だれでも共感できる。だれひとり無関心ではいられない物語。
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文学
少年と消えた村
El niño y el pueblo perdido
ペレ‧マルティ
Pere Marti
Ediciones del Serbal
アサリアはのどかな山村。石畳の白い通りのこの村は、ミゲル・プリモ=デ=リベラの独裁政権による政治の激動とも無縁だった。しかし、グティエレス家の高齢の兄妹カンディドとパキタが殺害されたことで村の日々の平和が突然破られる。治安警察が慌ただしく介入し、住民のひとりを逮捕し厳しく尋問したことから村で反乱が起き、中央政府は事件解決のためにロベルト・マルティン警部を送り込んでくる。同じ頃27歳の独身の娘イネスはひとり、兄妹の殺害について探り始める。イネスは妙な罪悪感と、持ち前の反抗心から「婿叩き」というあだ名で呼ばれていた。資金は乏しく、その時代女性は一段低い地位に置かれていたが、彼女は自己流の犯罪捜査に乗り出していく。
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