コバルビアス警部の事件簿
Los casos del inspector Covarrubia
言語
スペイン語
発行年
2019
ページ数
136
定価
12.95€
ISBN
9788476289358
NSB年度
2020
これらの物語は、あまりに信ぴょう性があり過ぎて逆に、真実味を持たせるために一部の詳細を削除しなくてはならなかったほどで、「排尿文学」とでも呼ばれるジャンル、さらにその厳しいレアリズムによって「下剤文学」というサブ・ジャンルに入る。入る、というより、下劣な喜びに浸りながら、そのサブ・ジャンルに潜り込む。出版社の最初の意図は、そのデリケートな役割にふさわしい紙(トイレットペーパー)に印刷するつもりだったが、インクがにじんでしまった。斬新なシャーロック&ワトソンとでもいうべき主人公コンビは、道徳観念なしで損得勘定が得意な警部と、おばかだが忠実な部下。交互に警察から遠ざけられたり表彰されたりしている。コバルビアスは、機知に富んだ、良心の呵責ゼロの男で、(触ったもの全てを黄金に変える)ミダス王とは正反対。ミエルダス(糞)王とでも言おうか、手に触れるものすべてを「黄金ならぬ糞」に変える。
CIF
A08584609
所在地
C/ Francesc Tàrrega, 12 1ª planta 08027 Barcelona (España)
担当
Noelia Riaño
電話
+34 934080834
メール
noelia@edicionesdelserbal.com