Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
アントニア‧ケリガン著作権事務所(ドネガル‧マグナリア)
エージェント
CIF
B72529399
所在地
Travesera de Gracia, 22 1º 2ª. 08021. Barcelona (España)
80年代の終わりに、アントニア‧ケリガンがバルセロナに設立した著作権事務所。スペイン語で書く作家たちの世界向け代理業務を行う。現在はフィクション、ノンフィクションの作家150名の代理人を務めている。
国際著作権のエージェントであるバルバラは、仕事で行き詰まり、パリに逃げた。落ち着き先は、特別なつながりのある祖母マルゴーの家。大雪の降った2008年のある朝、バルバラは祖母の家の赤いソファーで眠る、見知らぬ若者と出会う。人を一度も撮ったことがないという謎めいたカメラマンの彼は、バルバラが思いがけない調べ物をするのに手を貸すこととなる。ふたりは、第二次世界大戦中のドイツによる占領を生き延びた女性、祖母マルゴーの秘密を洗いだしていく。恐怖と美しさの間の戦いをめぐる小説。
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文学
3月32日
32 de març
シャビエル‧ボッシュ
Xavier Bosch
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
バルセロナ警察の警部、フリアン・レアルはつらい時期を過ごしていた。ガンと診断されて余命は長くないうえ、仕事では未成年虐待の容疑者に対する暴行で懲戒処分を受けたばかりだ。そんなフリアンがガリシアの故郷を訪れた後、彼と関係のある人々の死体が数体発見された。上官は過去の恨みの復讐として、フリアンに罪を着せようとしていた。フリアンと相棒のビルヒニアはとてつもなく難解な捜査に引きずり込まれ、彼ら自身や彼らの愛する人々の命までも危ぶまれる。フリアンは現在だけではなく過去の清算も求められていた。夢が時として悪夢に変わっていく様を描いた小説。
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文学
この地球上の誰も
Nadie en esta tierra
ビクトル‧デルアルボル
Victor del Árbol
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
スペイン・フェミニズムを代表する存在のひとりが、ジェンダーという観点から自身の人生を考察する。ひとりの知的で聡明で才能ある女性が、夫の陰に隠れて自由も少なく、同意できない決定に従い、子育てに専念するために仕事での成功をあきらめなければならないという人生が、どのようにして起こるのかを詳細に語る自叙伝。起こらないと思っていたことはすべて起こる。それを著者は赤裸々に語る。社会的な場面だけでなく、他人が見たり言ったりすること、率直で皮肉な話の中に、社会階級を超えたところにある結婚や母性の物語に付随する感情の詳細な記録が含まれている。不信、無力感、欲求不満、苦悩、罪悪感、怒りは、何世紀にもわたって女性が抱えてきた感情であり、これまで充分に語られたことがなかった。
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文学
わたしには起こらないはずだった
A mí no me iba a pasar
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
マネル・ロウレイロが届ける、謎と伝説に満ちたガリシアを舞台にしたミステリー小説。神秘的な奇岩ポルタレンの下で、昔の儀式に則った方法で殺された若い女性の死体が見つかり、捜査員たちを困惑させる。刑事のラケル・コリーナは、現代医学では治療できない病に侵された息子を助けたい一心でガリシアのこの辺鄙な地に来たばかりだ。選択の余地がないラケルは、疑いながらも息子の完治を約束した地元の民間療法士に頼る。その民間療法士が突然いなくなった。この謎の失踪とポルタレンの殺人事件は繋がっているのではないかと考えるラケル。誰もが秘密を隠し持っているような不可解な農村で、ラケルは同僚と一緒に事件の解決と息子の命を助けるために必死の捜索に挑む。
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文学
扉
La puerta
マネル‧ロウレイロ
Manel Loureiro
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
〈ミニ死者〉たちは、きみとはぜんぜん違う、あの世の子どもたちだ。彼らは、〈もうひとつの町〉でパパやママを待っている。〈もうひとつの町〉は、なんでもやりたいことをできる一時的な場所だ。けれども、生きている者の世界に戻りたがっている子ども、カタクラックがやってきた日に、すべてが変わる。ミニ死者たちは、カタクラックを助けるために奮闘することになる。生者の世界に帰るというとんでもない望みはかなえられるのか? 『Escarlatina(エスカルラティナ)』シリーズの作者で、スペイン国民児童文学賞作家であるレディシア・コスタスの新たなシリーズ。
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児童書・YA
ミニ死者たち もうひとつの町に%うこそ
Los Minimuertos - Bienvenidos al otro barrio
レディシア‧コスタ
Ledicia Costas
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
エンマ・クルスは弁護士で、刑法の教授。大学で講義をするために、ガリシアの小さな町メルロに引っ越す。そこに不幸な過去があったことなどまるで知らずに。彼女が村に着いた日は、ちょうどジロー姉妹が大地に飲み込まれたように忽然と失踪してから25年目の日だった。そうして、エンマは、メルロの住民が秘密を抱え、口を固く閉ざしていることがあることを知る。ジロー姉妹に何が起こったのか? 死んでしまったのか? そしてもしそうなら、その責任は誰にあるのか? なぜ彼女たちの遺体は見つからなかったのか? 『Infamia(汚名)』は、見かけ通りのものは何もない心理スリラー。スリル満点のリズムを持った小説で、読者を魅了し、人間性の極限に導く。愛、憎しみ、狂気の物語。
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