マルタはごく普通の13歳の⼥の⼦。何ひとつ変わったことの起きない、ベツリアという⼩国に住んでいる。興味があるのはその年代のほかの⼦たちと同じ(ユーフォリアという⾳楽グループや、友だちと遊びに出かけること)で、政治なんて死ぬほど退屈と思っていた。ところが究極のライバル、エクトル・ルフィアン・ジュニアに対抗心を燃やして学校の⽣徒会⻑に⽴候補したことから事態は⼀変する。