一番の親友が自分と同じく、サラという女の子に恋をしたとき、アドリアは感情の領域の内外で負けることをおぼえる。そのとき彼は尊敬するサッカー選手、レオ・メッシに手紙を書きはじめ、それが1冊の本になった。人生において10はとても重要な数字だ。読者は、アドリアやその家族や友だち、先生やコーチの日々の態度や行為が認められるに足るものかを判断することになる。ユーモアはあるか? もちろん。騒動は? それもある。落胆やフラストレーションは? そして克服がある。この本は男子向け、女子向け? きみの名前がサラだろうとアドリアだろうと、この本はきみのための本だ。