Editorial Tirant lo Blanch
エディトリアル‧ティラント‧ロ‧ブランチ
出版社
CIF
B46091179
所在地
C/ de les Arts Gràfiques, 14, El Pla del Real, 46010. Valencia (España)
法律書と社会科学書の出版社。SPI(学術出版社指標)で1位を占める。
本書を読めば誰しも19世紀初頭のウィーンの街を有意義に旅行できるだろう。当時のウィーンはヨーロッパの中心であり、ベートーヴェンの生涯の後半30年間はこの地で展開した。この旅では、まずこの街の数々の文化的側面を広範に照らし、それとベートーヴェンという作曲家が個人として芸術家として経験した出来事を結び付け、彼の振舞いの真相や彼の五線譜の意味の深さ、さらには音楽史における新時代の幕開けの前提となった高い独創性を一枚の絵に仕立てて見せてくれる。ベートーヴェンの膨大な楽曲のうち、最も重要な曲を選りすぐって紹介し、各章で当時の状況に関連付けて検討および分析をしている。
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社会科学
ベートーヴェン:ウィーンの描写
Beethoven: un retrato vienés
アルトウール‧レベルテル
Arturo Reverter
Editorial Tirant lo Blanch
本書はスペインと日本の研究者や企業、行政機構の協力で完成した。日本の法律や経済、行政をよく知ることによって、両国の企業間の関係が強化され、社会と経済界の交流も促進される。本書の内容は4章で構成されている。第1章では、2019年にEUと日本の間で調印された3つの重要な協定を分析する。すなわち、経済連携協定(EPA)と戦略的提携協定(SPA)、スペインと日本の間で取り交わされ2021年5月に発効した二重課税協定である。第2章では、スペインと日本の経済・商業貿易関係について分析する。分析対象は、ウベ・コーポレーション・ヨーロッパ。同社のプラスチック資源循環方法を紹介する。第3章では、日本の行政機構を紹介する。注目したのは地方間の競合システムであり、分析対象はふるさと納税制度である。最終章では、世界的なパンデミックの衝撃により医療や経済、社会が危機的な状況に陥った。スペインと日本がどのように直面し対応したかを分析する。
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社会科学
日本における法、事業、行政:日本の新型コロナウイルス感染症対応を! って
Derecho, Empresa y Administración Pública en Japón Con referencia al tratamiento de la pandemia de la COVID-19 en Japón
ラモン‧ビラロチ=モヤ
Ramón Vilarroig Moya
Editorial Tirant lo Blanch
本書は日本の文化に関心のある読者が喜ぶような、スペインと日本の芸術的な文化交流に関するエッセイをまとめたものである。2013年から2014年にかけて開催された日本スペイン交流400年周年、それに続く2018年の日本スペイン外交関係樹立150周年以来、スペインにとって日本という偉大な「他者」は、距離的に離れているにもかかわらず、自らの本質を映し出す合わせ鏡のような存在だと新たな関心が向けられるようになった。本書では、スペインと日本の批評家や芸術家の視座や作品を通して、長年培われてきた交流や影響が研究されている。そうした交流や影響によって、芸術家たちは、西洋で「ジャポニスム」という現象をもたらしたミステリアスな異国情緒という従来の日本観から脱却でき、自らを省み新たな戦略を企画できるようになった。
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