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Rayo Verde Editorial

Rayo Verde Editorial

ラヨ‧ベルデ‧エディトリアル

出版社

CIF

B65498818

所在地

C/ Mallorca 221 sobreàtic. 08008. Barcelona (España)

当社は物語とエッセイを出版している。探究的で真摯で、批評的で非従順な作 。人々が時代の単なる傍観者ではなくプレイヤーとなりたがるような社会を作ることに、当社の本が貢献できれ!と願っている。

子供時代と思い出についての小説。丁寧に並べられた小さなスライドを通してバルセロナを投影し、時空の旅ができる素晴らしい作品。すりむけて泥や血がこびりついた膝小僧から、バケーション最後の日さよならを言う時に感じたあの喪失感に至るまで、ひとつひとつの体験はあまりに甘美で、主人公の気持ちにすんなり感情移入できる。言葉探しパズルで遊んだこと、ドライブで車に酔ったこと、一列につながってならんでパティオ(アパートの中庭)に下りて行った時のこと、あるいは大人たちがしつこく繰り返したあの意味不明のフレーズ「お行儀よくしなさい!」。私たちの記憶への旅、一見取るに足らないようにみえるひとつひとつの瞬間と幸福への旅。見かけは取るに足らないけれど・・・

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Pruden Panadès著『Cosins de Tarzan』の表紙
文学

ターザンのいとこたち

Cosins de Tarzan

プルーデン‧パナデス

Pruden Panadès
Rayo Verde Editorial

もうそれほど若くない作家志望の男。日々のルーチンと生活の糧を得る必要性から夢はあきらめざるを得なかった。ある日彼は、自分が若い頃に書いた古い原稿が盗作されているのを見つける。彼自身でさえ信じられない事を、他人に信じてもらうにはどうすればいいのか? 盗作の容疑者が150年以上前に亡くなった作家なら、事はとりわけ難しくなる。この小説は、文学の世界に深く入り込もうとする人々の欲求不満と苦難を読者に語りかけると同時に、文学の影響力、インスピレーション、そして盗作について考察する。ひとつの作品が出版にこぎつけるのがいかに難しいかを、質問、引用、自己言及ゲームを通して語る、非の打ちどころのない文章。ボルヘス、ビオイ=カサーレス、シルビア・オカンポ、バルガス=リョサ、ポー、メルビルなどの興味深いエピソードを交えながら、著者はこのありえないフィクションに信憑性を与えることに成功している。

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Víctor Sabaté著『El joven Nathaniel Hathorne』の表紙
文学

若きナサニエル‧ハーソーン

El joven Nathaniel Hathorne

ビクトル‧サバテー

Víctor Sabaté
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夢の国で交差する人生。忘れがたいアイスランド旅行。バルセロナ郊外のサバデイの町から一歩も出たことがなかった時計職人が、古い時計を修理するためアイスランドに行かなければならなくなる。好きな音楽を演奏するためにグループを探す北欧の青年。夢見てきた旅を実現した地質学者のカップル。アイスランドの海岸を巡るルート1よろしく、引退したカルト作家と彼にインタビューをしなければならない若きジャーナリスト。成功者らしき男。これらの人物たちの人生を結びつける小説である。彼らは、これが自分の望んだ人生なのか、人生を変えるための時間は残っているのかと振り返る。作家ハルドル・ラクスネスとフォルメンテラ島の登場も重要な意味を持つ。

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Jordi Morell著『Islàndia, somnis de riolita』の表紙
文学

アイスランド 流紋岩の夢

Islàndia, somnis de riolita

ジョルディ‧モレル

Jordi Morell
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主人公であり、語り手でもあるエルクレス・デガルは、アートで社会を変えようという風変わりな試みに着手する。本書は、彼と行動を共にした友人たち(写真家、女優、カジノのクルピエ)の人生の物語である。エルクレスの夢と不眠が、巧みな横領工作と絡み合うが、この工作は、主人公にとって昔の女神、いくつもの謎を抱えた女性の突然の出現で危うくなる。作者アルバロ・オルモが輝かしい初めての小説で読者に挑む。挑発的で、野心と好奇心にあふれた作品。大胆で個性的な文体で読者を驚かす、時間も場所も定めず語られる、忘れがたい傑作。

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Álvaro del Olmo著『Hombre sobre una escultura』の表紙
文学

彫刻の上の男

Hombre sobre una escultura

アルバロ‧デルオルモ

Álvaro del Olmo
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全てがいつもの通りであるかのように暮らし、愛そうとする友だちグループの異常な日々を描いた作品。リュイス・カルボは、変わった愛の物語を書き上げた。その中で愛は、非常に特殊な叙事詩を求め、誰もの心の片隅に隠れている。しかしそれだけでなく、サバイバルも語られる。変化を、闇を、流行のバールやオブセッションを、どう生き延びていくのか。つまり日々を生き延びることについて語っている。

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Lluís Calvo著『L'endemà de tot』の表紙
文学

みんなの風土病

L'endemà de tot

リュイス‧カルボ

Lluís Calvo
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ナミビア、コンゴ、セネガル、ルワンダのアフリカ4か国を舞台に、私たちが知らない別の世界の残忍性と活気を生々しく綴った4つの物語。モーターソウルを物語を進める軸として、見えないアフリカの姿について書いた本。虐待、暴力、病気、英雄的行為、宗教、希望、魔力、迷信が、人や家族、コミュニティを繋ぎそして破壊する。「モーターソウルは不可侵の原始的なエネルギーだ。万策尽きた時、最終的に人間を動かす。モーターソウルは私たちをみな同等にし、私たちの意志で操れないが、私たちが最悪の状況に陥った時に現れる。モーターソウルが私たちを決して見捨てない、自然なのだ」と著者は定義している。最後の瞬間、あなたが素早く決断する前に、モーターソウルがリアクションを導くのだと。脳に従って行動していると、あなたは確かに言えるだろうか?

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Stalker著『Motorsoul』の表紙
文学

モーターソウル

Motorsoul

スタルケル

Stalker
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