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Editorial Drakul

Editorial Drakul

エディトリアル‧ドラクル

出版社

CIF

B84782630

所在地

Apdo correos, 100, 28945. Fuenlabrada, Madrid (España)

ウェブサイト

ドラクルは2006年に設立された株式非公開の独立系企業で、主に小説とコミックを出版。児童文学も手掛けている。スペインでは主に、2009年からリカントロのインプリントで『スター‧トレック』シリーズのコミックを刊行していることで知られている。

1901年に発表された『El tío Gorio(ゴリオおじさん)』は、詩人のホセ・マリア・ガブリエル=イ=ガランの手による数少ない物語の一作。フアン・ルイス・イグレシアス(原作)とホセ・クルス・デ・クルス(作画)は、このガランの代表作を独自のアプローチにより風俗画タッチの漫画に仕上げた。本作では、ガブリエル=イ=ガラン自身が物語の語り手そして主人公として登場し、彼が創作した登場人物、ゴリオおじさんとプリアおばさんという愛と打算で結ばれた夫婦と交流する。またイ・ガランは、エミリア・パルド・バサン、ベニート・ペレス・ガルドスという他のふたりの文学者と寄り集い文学芸術について考察し内輪話を回想していく。その会話を通じイ=ガランが批判と情愛のはざまで同胞たちをどのように見ていたのかが本作では描かれている。2020年に生誕150年を迎えたスペイン語とエストレマドゥーラ語の魂の詩人、ホセ・マリア・ガブリエル=イ=ガランへのオマージュ。

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コミック

ガブリエル=イ=ガランのゴリオおじさんとプリアおじさん

El tío Gorio y la tía Pulía de Gabriel y Galán

フアン‧ルイス‧イグレシアス

Juan Luis Iglesias
Editorial Drakul

病気で余命いくばくもないことを悟った有名漫画家ルンディは、娘と妻が路頭に迷わないよう銀行強盗をやろうと思いつく。報道や彼の伝記で知られている通り、この強盗は失敗に終わりルンディもその中で死んでしまうのだが、娘のエリサが成人した時に、なぜ自分が「国際民間銀行」を襲撃しようとしたのかを伝えるべく彼は漫画を描き残していた。しかし漫画は未完であり、ルンディが残した遺書には、長年、自身のゴーストライターとして絵の手直しをしていたハビエル・アラ(作者)にその完成を託すと記されていた。アラは仕事を引き受けるものの、ルンディを憎むあまり、漫画の内容を膨らませその正体を暴くつもりでいた。

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コミック

フリーハンド強盗

Atraco a mano alzada

ハビエル‧アラ

Javier Ara
Editorial Drakul

わたしはユミ、10歳。大きくなったらロックグループのドラマーになるの。将来性がある職業で、きっとお金持ちで有名になれるから。今から話す信じられない話は、ビデオクリップを撮影しようとしたときに起こったの。そのとき親友のアリマーニャはロックスターになるって決めたんだって。そのあとわたしは騒動に巻き込まれたの。パパはわたしに本当のことを言うように約束させたけど、そのせいで騒ぎはもっと大きくなった。その間に、お姉ちゃんのアレックスとわたしは部屋の真ん中に境界線を作って、相手のテリトリーに入れなくなっちゃった。ビデオクリップは撮影できたけど、学校では上を下への大混乱が起こってしまったの。そう、これはわたしたちのせいじゃない、確かよ。『グレッグのダメ日記』と同じ形式の、たくさんのイラスト付きの児童書で、ユーモアを通して子どもたちが音楽の世界に近づくことを応援している。

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児童書・YA

ユミとバンF。アリマーニャはスーパースター

Yumi y su banda. Alimaña superstar

J. オジョキ

J. Olloqui
Editorial Drakul