恐怖と不安と不信感を感じさせる不確かなもの。未知の、よくわからない、謎めいたもの。弊社の看板となったアンソロジー『Obscura, Diez relatos(オブスクラ 10の物語)』(本サイト2021年紹介作品。http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/obscura-diez-relatos)の第2弾。新たに私たちを、不確かなもの、隠されたもの、未知なるもの、すばらしいもの、震撼させるもの、神秘なるものへと導く。ホラーやファンタジーやSFの分野の中堅どころから、頭角を現しつつある若手まで、10名の作家の不安をかきたてる10編を収録。10編はそれぞれ全くばらばらだが、そのねらいはひとつ、暗黒の無限の顔を読者に知らしめることだ。