「夢を失ったら、あなたは悪夢の奴隷になる。だから、この世界には必要なんだ……夢見ることを恐れない人が」。両親がなぜかいなくなり、レベッカはごく幼い頃にしか会ったことのない祖父、バルバティン先生のところで暮らさなくてはならなくなった。風変わりな家の冷ややかでよそよそしい祖父のもとで途方に暮れていたレベッカは、やがて両親が消えたのは偶然ではなかったこと、自分もまた危険にさらされていることを知る。現実が崩壊し、彼女は隠された真実、先祖にまつわる千年越しの秘密へと導かれ、思いもよらない危険な敵に追われることになる。Mundo Sueño(夢の世界)は、最良のサーガの魅力と魔法をもつファンタジー4部作。現実を変え、私たちを迷いから救いだすファンタジーの力を見直させてくれるシリーズ。