ジュディは絵がうまい12歳の女の子。母親と祖父と3人でジュネーブに住んでいる。有名な画家の父親は、彼女が小さい頃に家族を捨ててハンガリーに行ってしまった。ジュディは絵のコンクールに出ようと準備をしているときに、チェスの手ほどきをうけ、そこで驚くべき才能を発揮する。チェスをするために頻繁に公園に通うようになったある日、ある対局が彼女の人生を変えることになる。年老いた不思議な師匠、イラン人のミスター・アリヤットと戦っているとき、彼から謎めいたメモを受け取る。イスラム教原理主義のテロリストの容疑でミスター・アリヤットが逮捕されたとき、ジュディはチェスのルールを変えなければならなくなる。