お母さんは、娘のノアに母乳をやるのをやめようと決心する。お母さんはノアに説明するために、幸せな雲の寓話をつくりだす。生まれた日からずっとノアのそばにはひとつの雲がいて、ノアといっしょに少しずつ大きくなっていると話しだす。色のついた、このふんわりとした雲は、いつもそばにいてノアをだきしめている。お母さんはノアに、おっぱいを飲むのをやめたら、すてきなパーティーを開いて、授乳していた月や年と同じ本数のろうそくを吹き消そうと約束する。困難を伴うこともある、ひとつ上の段階への変化を幼い子どもに理解させるすばらしい物語。この変化に苦労して立ち向かう母親を助けるツールにもなる。