エンカルニ・コラルが文を書き、キエル・ラモスが絵を描いたこのかわいらしい物語は、私たちを魔法で満たし、そして自分の感情を知るお手伝いをしてくれるだけでなく、友情の価値はあらゆるものに勝ると教えてくれる。困難が大きなチャンスに変わることもあるということを示す友情の物語だ。エルマは羽を失った妖精。鼻を変えられる愛情深いモンスターたちが、エルマの羽探しを手伝う。色のついた鼻で、モンスターたちはエルマに自分の感情を知り、コントロールすることを教える。感情は子どもの発達に非常に大切なものだから、ごく小さいうちから自分の感情を認識し、制御するのに役立つような環境を大人が子どもたちに与えなければならない。