アウリアとスフォルツア王朝は自国の元老院内部で沸き起こる反逆を警戒している。帝王の命を狙う陰謀に加担する一族もあれば、変わらず忠実な一族もあり、混とんとした戦闘状態が引き起こされて、派閥同士の対立が勃発する。一方、帝王の安全保障を担当するノルミドン警備隊はどうやら消えゆく運命にあるようだ。3000年以上にわたって帝国を維持してきた王朝も、また。そこで血統を守ることが優先事項となった。それはノルミドンのファビオ・ベルトゥッチのみならず、歴戦の傭兵マキシモ・エレアサールにとっての大義である。一見、いくつかの二次的なストーリーに支えられて主要な筋書きが成り立っているようだが、これらのサイドストーリーがやがて暴力的な闇の勢力の謎めいた地下世界へとつながっていく。