クルトン姉妹シリーズの3冊目。ユーモアと現代への警鐘に満ちた新しい冒険の始まりだ。クルトン姉妹は世界最大のおばあちゃん調査員の大会、インターナショナル・グラニー・ディテクティヴ・カンファレンスに出席するためニューヨークへ行かなければならなくなった。プラザホテルは有名人でいっぱい。イタリアのティアトラッポ姉妹、日本のアキ・メケド、そしてなんと、かのドナルド・トロンパソまで。騒々しい中、ある謎めいた出来事が起きた。ホテルのトイレットペーパーが理由もなく消えたのだ。クルトン姉妹と孫のマルセロ、マルセロの新しい友人マックスは手がかりを追う。犯人はだれだろう? アンナ・カベサが文を書き、トニ・バトリョリがイラストを描いた本シリーズは1万5000部以上を売り上げ、4言語に翻訳されている。シリーズ4作目は2022年2月に刊行。