タティは海の番人。穏やかに暮らしていたが、ある日、人間たちが引き起こした海洋汚染によって、友だちの魚たちがいなくなっていることに気づく。この状況を変えるために、タティは人間たちの生活に介入することを決める。本書は8巻あるシリーズの第1巻。リズムの良い文章で、地球の番人と呼ばれる不思議な生物たちを通じ、子どもたちに環境を守ることの大切さ、その方法をおしえてくれる。地球の番人たちの仕事は、人間による継続的な汚染に苦しむ地球を守ることだ。各巻でひとつずつ、地球を脅かす問題を集中的に扱う。