『Caminos de noche(夜道)』(Barcanova、2017-当サイト2018年紹介作品)で始まる三部作『La luz de Artús(アルトゥスの光)』の第二部。第一部のストーリーから離れたところから物語は始まるが、第一部の主人公ルットが、モンセグル城で再び登場する。安全な隠れ家に見えた城だが、戦争は大陸を火の海とし、軍隊は執拗に彼女を追い、長い触手を伸ばしてくる。新たな困難に立ち向かわねばならないとルットはわかっているが、どうにもならないこともある。ガイドであり友だちである、シコイワシのマルコスは、帝国で最も危ない穴に入らなければならないとしても、彼女を助けるつもりだ。この第二部で壁が開く。世界はさらに広いことに私たちは気づく。もっと多くの人々がいて、ゲームは私たちが知る国境の向こうまで続く。すべてはつながっていて、ここでの小さな行為に大陸の運命がかかっている。