本書はオネリオ・ホルヘ・カルドソ文芸教育センターを卒業した若い作家たちによって2014年半ばに始まったグループ活動の集⼤成である。ほとんどがまだ文壇デビュー前だった彼らは、読書会やイベント、文芸同好会などに積極的に参加して関わり合いを保ち続けていた。やがて少しずつ新たなテーマが提案され、バーチャル雑誌「マソルカソ」や同人誌の制作、国内各地での⽂芸イベント、キューバ⽂芸家芸術家協会本部での⼩説、詩、⾳楽及びパフォーマンス同好会の開催などを実行し、⾃分たちの作品のプロモーションに務めるようになった。この貴重な経験を求め、時とともに新たなメンバーも加わって、更に多様化が進んでいる。