挿絵入り書籍。旅人で作家のガビ・マルティネスと、考古学者で博物学者そして探検家のジョルディ・サラリョンガ共著による本で、挿絵はジョアナ・サンタマンスが担当。目に見えない動物や、およそ誰も見たことのない動物を探して地上のあらゆる場所を訪れる。すでに絶滅し、もう見ることのできない動物、その生活様式や、人類が直接、あるいは生活環境を損なう形で害を与えた影響により、見ることが非常に難しくなった動物たちについて描写している。自然科学の概念や学術的なデータを、一般の読者にも理解できる言葉で記述してある。かつて在りしもの、在りえたもの、或いは存在の可能性があり発見が待たれる動物たちの説明書でありながら、文学と自然科学の側面を併せ持つ1冊。