ある日、ぼくが悩みごとをかかえていると、おじいちゃんがやってきてぼくに言う。「マックス、今日はあの古いカシノキにいっしょにのぼろう。おまえくらいの年のころ、わたしもよくのぼったものさ。上からだと、何もかもちがって見えるぞ」