Mónica Rodríguez
モニカ‧ロドリゲス
モニカ‧ロドリゲスは1969年、オビエド生まれ。物理学の学位を持ち、15年間研究所で働いた。2003年に最初の児童書を出版、2009年からは児童‧YA文学に専念する。50冊以上を出版し、アラ‧デルタ賞、アランダール賞、グラン‧アングラール賞、アナヤ賞、クアトロガトス財団賞など多くの賞や表彰を受けている。2018年には彼女の作家活動に対してセルバンテス‧チコ児童‧YA文学賞が贈られた。
無のただ中にある島、ア・カエリに、ある日、翼が片方しかない天使をのせた船がたどりつく。普段ほとんど人がやってこない島の住民たちは、そのような人物の到来に好奇心をかきたてられる。やがて、その人物は名前をマンスールと言い、背中にあるのは翼ではないかもしれないということがわかってくる。
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児童書・YA
マンスール 翼が片方しかない天使
Manzur, o el ángel que tenía una sola ala
モニカ‧ロドリゲス
Mónica Rodríguez
Anaya Infantil y Juvenil (Grupo ANAYA)
マルタは10年間ずっと隠してきた秘密をパートナーに打ち明けた。それは、勤めていた高齢者施設で知り合った老人、ダニエル・ファウラ・オイゴンの奇妙で心惹かれる人生の話だ。ダニエルが亡くなった時、マルタは彼の日記と手紙、そして謎の女性サヤに捧げたソナタの楽譜を見つけた。日記はダニエルが少年時代から晩年まで、自分の人生を綴ったものだった。
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文学
楽譜
La partitura
モニカ‧ロドリゲス
Mónica Rodríguez
Editorial Luis Vives (Edelvives)
利発だが貧しい少年ビクトルは、靴磨きの道具箱を持ってパリの街を歩き回る。1934年、そのイルミネーション輝く街は、彼には手の届かない快適で豪華な世界を見せつける。ウージェニーおばさんの虐待で、家から逃げ出さざるを得なかったビクトルは、ふたりのロシア人画家に保護された。少年は、彼らといっしょに夜の自由奔放なパリを経験する。そこでは、モンパルナスの女王や、シュールレアリストたち、盲目の彫刻家など風変わりな人たちが行きかっていた。しかし、裕福な少年アントワーヌと出会うと、すべてが一変した。思いもかけず友情が深まったことで、ふたりは悲劇的な結末へと導かれる。第二次世界大戦後の荒廃した時代、ビクトルはふたりの友情を取り戻そうとする。
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