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María Agúndez

María Agúndez

María Agúndez

マリア・アグンデス

マリア・アグンデス(1990年サラゴサ生まれ)は、作家、CMナレーター。「マリグンデス」のペンネームでイラストレーターとしても活動している。21歳の時、ドキュメンタリー映画『男性もまた処女である』を監督・執筆し、パルマ市最優秀ドキュメンタリー短編映画賞を受賞した。広告制作会社で働き、ドラマの主題歌やコマーシャルソングの作詞も手がけてきた。2021年には初の小説『Piscinas que no cubren(覆わないプール)』(ディエシセイス)を刊行。また、写真家ラウラ・F・イススキサとの共作で、コレクション「これは身体である」の「へそ」号にテキスト『una pequeña cueva con toldo(日よけ付きの小さな洞窟)』を寄稿した。『清潔な家』は2作目の小説。

潔癖症の若い女性ソルは、妊娠して以来、毎週火曜日、家事代行のために雇ったディアナとエミリーをやや羞恥心を覚えながら自宅に迎えている。現代的な思考の彼女は、家政婦を雇うことをよしとしない。ゆえに、もともとは助けとなるはずのことが、「人からどう見られるか」という絶え間ない不安の種となっている。二人の家政婦がどうしても必要なのに、彼女たちがいなくなってくれればと願わずにはいられない。 不快感が募り、銀行口座の残高が減り続けるにつれて、ある疑問が湧いてくる。彼女たちと自分とは、それほど隔たっているのだろうか? もし自分が掃除婦だったら、容赦ない自分の家族(別名「夢を食い荒らすシロアリ」)が、品位に欠けるとか才能の無駄遣いだと自分をなじるのは目に見えている。ソルの人生や人間関係、彼女が世界を見る目は、ありのままの自身の性向と、他者が期待する自分とのズレにより、日ごとに変わっていく。 『清潔な家』はただの小説ではなく、強迫観念そのものであり、私たちが目にしたくないものすべてに向けられた視線である。品位あるものと屈辱的なもの、「彼女たち」と「私たち」、見えるものと隠されたもの、という二つの世界の間に常にある分断についての物語である。 マリア・アグンデスは、辛辣でありつつユーモラスな声で読者を魅了する。

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María Agundez著『Casas limpias』の表紙
文学

清潔な家

Casas limpias

マリア・アグンデス

María Agúndez
Editorial Planeta, S.A.U.
María Agundez著『Casas limpias』の表紙
文学

清潔な家

Casas limpias

マリア・アグンデス

María Agúndez
Editorial Planeta, S.A.U.

少女マリアは両親とともにメノルカ島に着く。そこは、人が変化に順応しつつ、生涯暮らしていく多くの場所のひとつだ。新居は、灯台の見える家〈エル・カリプソ〉だった。マリアは、島のなかの、不思議な生活を送る人々が隠れている場所を探検しつつ、成長していく。みなの世話をやく尼僧、ふたりの恋人たち、小さなクラブのウェイターと知り合い、外国人旅行客にあふれ、豪華な食事やクルーズや事故があるホテルを探検する。本作は、半ば自立した幼少期へのオマージュである。

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文学

覆っていないJール

Piscinas que no cubren

マリア・アグンデス

María Agúndez
Editorial Dieciséis
文学

覆っていないJール

Piscinas que no cubren

マリア・アグンデス

María Agúndez
Editorial Dieciséis