Ledicia Costas
レディシア‧コスタ
1979年ビゴで生まれる。Unha estrela no vento(風の中の星、1999)で小説家としてデビューし、その後、O corazón de Xúpiter (ジュピターの心臓、2012)、Recinto Gris (灰色の場所、2014) を発表。続くEscarlatina, a cociñeira defunta (死んだシェフ、エスカルラティーナ、2014)は、メルリン児童文学賞、フェルベンサス文芸賞、ガリシア編集者協会のショセ‧ネイラ‧ビラス賞を受賞し、IBBY(国際児童図書評議会)の2016年オナーリスト賞に選出され、さらには2015年10月に国民児童文学賞を受賞。ヒット作の主人公の名を冠した「エスカルラティーナの世界」を現在建設中。2016年にEsmeraldina, a pequena defunta(小さな死人、エスメラルディーナ)が刊行され、まもなく続編を刊行予定。
ビオレタの家族には長い間守りぬいてきたある秘密がある。かの有名な作家ジュール・ヴェルヌは、旅行鞄と質問をどっさりかかえて、ビゴ港で下船した。ヴェルヌは植物女についてすべてのことを知りたがり……植物女たちは生きのびるために、彼の発明の助けを必要としている。謎と冒険と太古の魔法が、海中の森への一刻を争う急展開の旅を待ちうける。
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児童書・YA
ヴェルヌと植物女の秘密の生活
Verne y la vida secreta de las mujeres planta
レディシア‧コスタ
Ledicia Costas
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
エンマ・クルスは弁護士で、刑法の教授。大学で講義をするために、ガリシアの小さな町メルロに引っ越す。そこに不幸な過去があったことなどまるで知らずに。彼女が村に着いた日は、ちょうどジロー姉妹が大地に飲み込まれたように忽然と失踪してから25年目の日だった。そうして、エンマは、メルロの住民が秘密を抱え、口を固く閉ざしていることがあることを知る。ジロー姉妹に何が起こったのか? 死んでしまったのか? そしてもしそうなら、その責任は誰にあるのか? なぜ彼女たちの遺体は見つからなかったのか? 『Infamia(汚名)』は、見かけ通りのものは何もない心理スリラー。スリル満点のリズムを持った小説で、読者を魅了し、人間性の極限に導く。愛、憎しみ、狂気の物語。
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文学
汚名
Infamia
レディシア‧コスタ
Ledicia Costas
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
〈ミニ死者〉たちは、きみとはぜんぜん違う、あの世の子どもたちだ。彼らは、〈もうひとつの町〉でパパやママを待っている。〈もうひとつの町〉は、なんでもやりたいことをできる一時的な場所だ。けれども、生きている者の世界に戻りたがっている子ども、カタクラックがやってきた日に、すべてが変わる。ミニ死者たちは、カタクラックを助けるために奮闘することになる。生者の世界に帰るというとんでもない望みはかなえられるのか? 『Escarlatina(エスカルラティナ)』シリーズの作者で、スペイン国民児童文学賞作家であるレディシア・コスタスの新たなシリーズ。
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児童書・YA
ミニ死者たち もうひとつの町に%うこそ
Los Minimuertos - Bienvenidos al otro barrio
レディシア‧コスタ
Ledicia Costas
Donegal Magnalia S.L. (Antonia Kerrigan Agencia Literaria)
ガリシアの農村で暮らす3世代家族のユーモアに満ちた愛情深い小説。離婚したばかりのジャーナリストのフリアはマドリードを離れ息子のセバスと故郷のガリシアに戻ることにした。転地で心を癒すため、また母親の面倒を見るために決心したことだった。10歳のセバスは祖母のルスを神のトールと信じて疑わない。なぜなら、彼女は片時も愛用の金槌を手放さないからだ。しかし、たとえお菓子のポルボロンを靴下に隠そうが、物が二重に見えるようになるまでワインを飲もうが、嘘ばかり言おうが、セバスは祖母をとても愛している。彼女は女神で、庭を神殿に変えた。しかし、フリアにとって帰郷は明らかにしなければいけない秘密だらけの過去と、30年以上も前に別れも告げずにいなくなった父親の失踪に向き合うことを意味している。90年代のガリシアの麻薬密売、介護の世界と真実の追求をテーマとする物語。
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