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Gonzalo Moure

Gonzalo Moure

ゴンサロ‧モウレ

ジャーナリストで作家。主に児童‧YA文学の分野で認められた存在で、西サハラの人々、移動図書館Bubisher、子供の権利、平等性、環境など社会的な問題に関心を示し題材として取り上げている。創作活動の他、学校や図書館、読書クラブなどを訪れ著書についてのトークの機会を設けている。

深い愛情に満ちた父娘を描くこの美しい物語は、たとえ目が見えなくても見えるものがあることを教えてくれる。暗闇に生きようとも視野が欠けていようとも充実した人生を送ることは可能だ。例えばこの本に登場する父娘は歩いて通う学校までの道のりを冒険の旅と捉えて楽しむ。町は勇猛な動物と魅惑的な音でいっぱいのジャングルに変貌するのだ。もっと住みやすく美しい世界を得るために互いを必要とする少女と父親、そのふたりの間にある優しさと互いを称え合う気持ちが伝わる作品。対話と内省的な語りを織り交ぜて物語が進行し、都会の風景のなかにマリア・ヒロンは愛嬌一杯で優しい野生の動物たちを住まわせる。主人公の想像の世界で一緒に通学する、愛すべき仲間たちだ。

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Gonzalo Moure著『Mi Lazarilla, Mi Capitán』の表紙
児童書・YA

私のガイド、私のキャプテン

Mi Lazarilla, Mi Capitán

ゴンサロ‧モウレ

Gonzalo Moure
Kalandraka Editora

コリは西サハラ砂漠の難民キャンプで暮らす耳の聞こえない少年。読み書きが何に役立つのか理解しないまま学校に通っている。おじの家の小さな柵の中で、キャラメル色のラクダの赤ちゃんが生まれる。コリはキャラメルと名付け、すぐに友だちになる。コリは口の動きから言葉を読みとることに慣れているので、ラクダが唇を動かすときは話をしているのだと考えている。こうして、コリは大切な友だちキャラメルの詩のような言葉を形にしたい一心で、字を書く練習をしはじめる。しかしある日、恐ろしいことが…

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Gonzalo Moure著『Palabras de Caramelo』の表紙
児童書・YA

キャラメルの言葉

Palabras de Caramelo

ゴンサロ‧モウレ

Gonzalo Moure
Anaya Infantil y Juvenil (Grupo ANAYA)