鬱は幼少期や思春期によく起こり、周知された健康問題だと思われている。だが、子供たちは自分の心身の不調を十分に説明することができないため、診断で発見されることはめったにない。両親や教師はこれを見極める重要な役割を負っている。ポズック・ビジは成人期に大きなダメージを与える子供の鬱を予防するためのプログラムである。いくつかの教育機関で実験的に開始され、効果が上がっている。また、このプログラムが大事にしているのは、子供の鬱症状の予防と8歳から10歳までの子供たちの感情面の改善である。幼少期と思春期の鬱の増加に対応するには、早期治療しかないのである。