Bookolia Editorial
ブコリア
出版社
児童‧YA文学を刊行する独立系出版社。
本書は、今この時を注意深く観察することで、一見何でもない瞬間の美しさを愛で、その瞬間を生きる勇気を与える、時間を超越した作品。平穏へのいざない、人生のなかにあるほんの小さなことに思いをはせること。一人称で語られる口調は親しみやすく、メランコリックで、主人公の女の子は移りゆく小さな変化を賞賛し、発見し、楽しんでいる。
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児童書・YA
秋の時間
Tiempos de otoño
Bookolia Editorial
エドゥアルドは町で一番有名な理容師。さすがは「うれしさ理髪店」、お客さんはみんな幸せで満ち足りた気分になって店を出る。それなのに、彼はため息をついてばかり…どんな秘密があるのか? お店にはとても愉快な人たちがやってくるけど、彼らのうれしさをエドゥアルドは共有できないみたいだ。いつか誰かが彼自身にしあわせをもたらしてくれない限り。愛すべきキャラクターたちが登場し、最後は意外な展開を迎えるユーモアたっぷりの絵本。
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児童書・YA
うれしさ理髪店
Peluquería Alegría
Bookolia Editorial
マリソルはペットの犬のモモと散歩に行きたい。出かける準備をしていると、慎重で用心深い父親から、雨がふりそうだからとコートを着せられる。親はときどきどれほど過保護になるか、そんなエピソードがどんどん積み重なっていく楽しい物語。ストーリーは2つの場面で繰り広げられる。愛犬モモと散歩に行こうとがんばっているマリソルがいる家の中と、家の外と。マリソルは窓から外を見ているが、家の中のことと並行して、外でも信じられないことが起きる。
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児童書・YA
チスペアンディティリェY
Chispeanditillejo
Bookolia Editorial
小さな村の暮らしは、奇妙なイグルーの出現で混乱し、様々な疑問がわき起こる。心の目で見ることを学ぶための物語。無関心に慣れてしまった世界で、連帯を呼びかける。連帯や相手への敬意など、大切な資質を賛美する。文章も絵も細部まで行き届いた本で、親が我が子と、人間として大切なものについて話し合うのに最適。読んで、意見を出し合うための本であり、幼い読者の知的好奇心をかきたてる。
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児童書・YA
イグルー
El iglú
Bookolia Editorial
ある雨の午後、女の子は偶然、お母さんが思い出の品物を大事にしまっている箱を見つけ、今とはぜんぜん違うが、それほど遠くない過去へ旅を始める。時の流れ、私たちに影響を与える変化、来るべき機会についての物語。時間的にはさほど遠くなく、でも、短い期間のうちに起こった変化によって今とはずいぶん違う過去の子ども時代へまなざしを投げかける本。大人にはノスタルジーを喚起し、現代の子どもには好奇心と知識をもたらす。評価することなく、世代間の対話のかけ橋となり、各自が生きた時代によってアイデンティティが形成される可能性を浮き彫りにする。
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