Barcanova Editorial
バルカノバ‧エディトリアル
出版社
CIF
A08644122
所在地
C/ Rosa Sensat, 9-11, 4ª planta. 08005. Barcelona (España)
1980年設立のバルカノバは、共に歩む読者、教員、著者に支えられて常に新しい目標に向かい、向上しつ けてきた。幼児、児童、YAから一般まで、あら-る年代に向けた文芸作品を出版している。
一番の親友が自分と同じく、サラという女の子に恋をしたとき、アドリアは感情の領域の内外で負けることをおぼえる。そのとき彼は尊敬するサッカー選手、レオ・メッシに手紙を書きはじめ、それが1冊の本になった。人生において10はとても重要な数字だ。読者は、アドリアやその家族や友だち、先生やコーチの日々の態度や行為が認められるに足るものかを判断することになる。ユーモアはあるか? もちろん。騒動は? それもある。落胆やフラストレーションは? そして克服がある。この本は男子向け、女子向け? きみの名前がサラだろうとアドリアだろうと、この本はきみのための本だ。
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児童書・YA
レオへ
Estimat Leo
ミゲルとダニエル‧アルギンバウ
Miquel & Daniel Arguimbau
Barcanova Editorial
町の中央にある古く美しいマルモ墓地は、バーチャルな生者が集う場所だ。そのうちのひとりニルスは、自分がそういう存在なのがうれしくてたまらない。女の子をナンパするという、一番好きなことに打ち込めるからだ。リサイクルされた死者にはいろいろと利点があって、都合が悪いときは幽霊モードになれば、人に気づかれずにすむというのがそのひとつ。ところが、特別な女の子シリは彼らを見つけてしまった。ニルスはそれがおもしろくない。バーチャルな生者は、だれにも自分の存在を知られてはならないからだ。彼らは伝説のままでいなければならないのだ。
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児童書・YA
お墓でセルフィー
Selfies al cementiri
マリア‧カルマ‧ロカ
Mari Carme Roca
Barcanova Editorial
ルットは逃げなければならない。 誰から? なぜ? 彼女はそうするしかないことを知っているが、なぜだかわからない。 アルジモン先生や、アンチョビことマルクのように彼女を助けたい人さえも秘密に覆われている。ルットを探している人たちは、彼女に対してどんな関心があるのだろう? 彼女はどこに行くのだろう? なぜ? 3部作La luz de Artús(アルトゥスの光)の第1部Caminos de noche(夜道)では、すべてが解決されるわけではない。いくつかの答えは出るが、それは必ずしも読者が望むものではない。3部作の舞台は私たちの世界ではない。少なくとも私たちが知っている通りのこの世界ではない。 歴史は他の道を辿った。いくつか似ているところはあるし、いくつかの国の現在の地名と同じものもあるが、国境線は違っている。 時代背景としては、スペイン内戦が実際より20年早く起こり、第2次世界大戦勃発時にまだ続いているという具合だ。
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文学
夜道
Caminos de noche
ライモン‧ポルテイ
Raimon Portell
Barcanova Editorial
Caminos de noche(夜道)』(Barcanova、2017-当サイト2018年紹介作品)で始まる三部作『La luz de Artús(アルトゥスの光)』の第二部。第一部のストーリーから離れたところから物語は始まるが、第一部の主人公ルットが、モンセグル城で再び登場する。安全な隠れ家に見えた城だが、戦争は大陸を火の海とし、軍隊は執拗に彼女を追い、長い触手を伸ばしてくる。新たな困難に立ち向かわねばならないとルットはわかっているが、どうにもならないこともある。ガイドであり友だちである、シコイワシのマルコスは、帝国で最も危ない穴に入らなければならないとしても、彼女を助けるつもりだ。この第二部で壁が開く。世界はさらに広いことに私たちは気づく。もっと多くの人々がいて、ゲームは私たちが知る国境の向こうまで続く。すべてはつながっていて、ここでの小さな行為に大陸の運命がかかっている。
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児童書・YA
水の道
Camins d'aigua
ライモン‧ポルテイ
Raimon Portell
Barcanova Editorial
おばけのウリオルとその友人たちは、とても心配な知らせを受ける。真珠捕りが住む遠方の島トムクがプラスチックのゴミに囲まれているというのだ。海の汚れによって、トムクの人々は潜水ができず、カメの生息が脅かされ、魚たちは深海に閉じ込められているのだという。島の住人や生き物たちの命が危機に瀕しているため、彼らは助けを求めることにした。リサイクルできないプラスチックの容器やボトル、袋が海にとどまり、地球の生命を脅かしているのだ。おばけのウリオル、アンショベータとノラは迷うことなくトムクの人々を助けるために冒険の旅に出る。
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児童書・YA
お のウリ7ルとプラスチックの島
El follet Oriol i l'illa de plàstic
オスカル‧サルダー
Òscar Sardà
Barcanova Editorial
映画「メン・イン・ブラック」や「ライフ・イズ・ビューティフル」が好きな人なら、この小説は見逃せない。とんでもない状況におかれ、息子が父親を信頼しなければならない物語だ。もしきみの父親が、きみの仕事はエイリアンをつかまえることだと言い出したら、きみならどうする? 父親を信じる? この本の主人公ニコ・ダスクロットは、まさにそういう目にあう。けれども、父親に説得されて、ニコは疑いながらもそれに従う。こうしてニコは、わくわくするすばらしい新しい世界を見つけるが、やがて、見かけほどすべてがすばらしいわけではないことに気づく。理由は簡単。そんなおかしな職業などあるはずないからだ。それは哀れな父親の空想からくる馬鹿げたたわごとなのか、父親は頭がどうかしてしまったのか、それとも…。
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