Alcala Grupo Editorial y Distribuidor de Libros
アルカラ‧グループ
出版社
CIF
B18799775
所在地
Pol. Ind. Retamar Parcela 6 Vial B - 23680 Alcalá La Real -Jaén
文芸と視聴覚ソフトの制作、その販促活動と国内外の流通経路の開拓を行う会社。
1913年、エルサルバドル大統領マヌエル・エンリケ・アラウホは、野蛮な農民グループにマチェテ(山刀)で切り殺される。彼らは誰を殺しているのかさえよくわかっていなかった。首都中心の公園で起きたこの流血の事件の中で、アラウホ大統領を銃で負傷させる任務を負ったエルサルバドル軍の元将校も、農民グループと共に捕まった。農民たちは裁判を受けることもなく、大統領暗殺の10日後、軍により銃殺された。元将校は、独房で自分の拳銃で自殺をしているのを発見されたが、それに驚いた国民は少なかった。数週間が経ち、真の暗殺者についてのうわさが流れ始める。もしかするとエルサルバドルの富豪ファミリー(アラウホ自身も裕福なコーヒー農園主だが、コーヒー栽培税を増税し、他の農園主たちの大きな怒りをかっていた)、嫉妬した夫たちなどの共謀ではないか。
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文学
英雄的行為の味
El sabor de lo heroico
ヘラルド‧ペルラ
C. Gerardo Perla
Alcala Grupo Editorial y Distribuidor de Libros
エンリケ・アモリムは恋人フェデリコ・ガルシア=ロルカの死体を盗んだのか? チャプリンとピカソの密会にもぐり込むため、ジャン・ポール・サルトルのふりをしたか? パブロ・ネルーダがノーベル賞をとるための努力を妨害したのか? 1930年代のブエノスアイレス、スペイン内戦、戦後のパリを徹底的に調査研究し、サンティアゴ・ロンカグリオロは20世紀芸術の大巨匠たちの交友関係、嫉妬、ライバル心、恋愛を暴露する。億万長者でありながら共産党員、ホモセクシュアルでありながら妻帯者、ウルグアイ人でありながらアルゼンチン人、カメレオンのように姿を変えるエンリケ・アモリムの視点を借りて、物語は語られる。彼は20世紀のもっとも輝かしい才能を持った人々の心を魅了する術を知っていた。そしてガルシア=ロルカとは、謎めいた愛の物語を生きた。死さえも乗り超えた愛を。
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文学
ウルグアイ人の恋人。実話
El amante uruguayo. Una historia real
サンティアゴ‧ロンカグリオロ
Santiago Roncagliolo
Alcala Grupo Editorial y Distribuidor de Libros
「僕たちの中には光にしがみつく者がいる(中略)しかし、ひと思いに命を絶ちたがる者もいる。誰しもそんな地点にぶつかるだろう。暗闇の中、ひとりぼっちで、もう後戻りはできない」ハビエル・ビダル(1979年、セゴビア生まれ)の最初の小説は冒頭で、逆説的な意味での出発点に読者を立たせる。同時にそこで、本作品の主要テーマを垣間見せる。つまり、死、そして死と表裏一体になった人生の変転だ。最初の出来事は、主人公の内省の旅において起きる。主人公は、純粋に実存的問いかけに新たな視点から挑み、思索的志向と優れた語りのリズムで、人間にとって極めて重要な問題を的確にあぶりだしていく。
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