オラシオ・カステジャーノス=モヤは、1957年テグシガルパ(ホンジュラス)生まれ、エルサルバドル育ち。メキシコとグアテマラ、エルサルバドルの通信社や新聞社でジャーナリスト及び編集者として20年間勤務。フランクフルト・ブックフェア招聘作家としてドイツへ(2004~2006年)、また、シティ・オブ・アサイラム招聘作家として米ピッツバーグで研修した他、東京大学客員研究員を務めた。現在、アイオワ大学教授。中央アメリカ大学国民小説賞を受賞し、国際ロムロ・ガリェゴス賞で最終候補。小説Insensatez(無分別)の英訳作品Senselessnessは、第28回北カリフォルニア図書賞を受賞。『崩壊』(現代企画室)は翻訳出版されている。