ビルヒニアは家族と一緒に田舎で、動物や草木に囲まれて暮らしている。雌犬のライカ、カエルのレネー、フェレットのウーゴ、鳥のグリップと暮らすのは、兄弟といるのと同じように極自然なことだ。彼女にとって動物は家族同然だ。しかしその夏、ビルヒニアはとても不思議な出来事に出会う。木の上に作られた小さな家に、どこからともなく次々と本が現れるのだ。誰が置いていくのだろう? それはなぜ?