書き物をするようになったのはいつからですか?-最初は中学生の頃です。簡単な詩など書いていましたが、もちろんモノにはなりませんでした。その後30歳を過ぎてからバルセロナのホフマン調理学校で食文化に関する講義の内容を書くようになり、真剣に取り組みました。 初めて出された本はどれでしょうか?-最初の本は発行者名がありません。Por mis fogones(私のコンロのために)で、2007年から2015年の間に「ガストロミミックス」というブログに掲載した記事を書き直したものです。エッセイや個人的なこと、もう少し詳しい調理テクニックや他のシェフのレシピも数点加えました。微笑ましい幼少期の思い出も書いてあります。私が小さい頃「おばあちゃんの汚いスープ」と呼んでいたスープがありました。単に目の粗いざるで濾したスープだったのですが、当時はそのスープが出ると機嫌を悪くして怒ったものです。今思えば笑みがこぼれます。 好きな作家は?-マヌエル・バスケス=モンタルバン、エドゥアルド・メンドサ、ウンベルト・エーコです。